素晴らしき日/One Fine Day | CINEMA

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DVD鑑賞ネタ。

てんし素晴らしき日/One Fine Day
監督 マイケル・ホフマン
脚本 テレル・セルツァー/エレン・サイモン
製作 リンダ・オブスト
出演者 ミシェル・ファイファー/ジョージ・クルーニー
公開 1996年12月20日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国
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しっかりとタフに自分の生活を生きている大人の男女のある「素晴らしき日」
色んな事が起こりまくって時間感覚としてはありえないのだけど、
happen to というより、仕事が出来て、愛情を持ってる、強く優しいふたりの努力や気骨、勇気、しっかりと状況を受け止めて逃げず進む姿勢、、それが叶えているということ。
様々な局面で、ふたりがこれまでどれだけタフな局面を乗り切ってきたか、ということがよく分かる。
その親の元で育っているコドモのせつなさや淋しさや優しさも、ふたりの大人は分かってる。



だから、ラストでふたりが寄り添ってすやすやと寝ているのを、ふたりのコドモが見守る、
まるでクリスマスプレゼントのようなシーンがとても素敵だった。


メラニーが、クライアントとのお酒の席で、
「仕事への情熱は変わりません。でも、今日はあの子のサッカーの試合に行かせてください。
あの子は、泣き言も言わず、あんな変な顔をしながら耐えている。わたしの何よりも大切な息子です。
私をクビにするならしてください。」

って、グッと涙をこらえたような声でしっかりと見つめて宣言したシーン。
心打たれた。



あんな風にまっすぐ仕事に向き合ってる人。尊敬する。