こんにちは。

アルビシンガポールの加藤です。

 

今日はタニラダーについて紹介したいと思います。

 

タニラダーは元日本代表選手で、柏レイソルやヴァンフォーレ甲府などでフィジカルコーチをしてきた谷真一郎さんが考案されたラダーです。ラダーという器具はサッカーのトレーニングにおいて一般的なものですが、谷さんの理論と組み合わされることで、とても効果的な器具になると感じています。

 

タニラダーの実践と谷さんの理論を組み合わせた資格があり、僕はC級インストラクターの資格をつい最近取得しました。

谷さんの理論は主にスプリントとアジリティについてですが、特にアジリティに関しては今まで聞いたことがないことがたくさんあり、非常に勉強になりました。特に守備時の1対1の時のステップや姿勢、足のつき方などに関して、今まではなんとなく自分の経験的な部分をベースにしていました。しかし、理論として言語化されていることで、自分自身の理解が深まると共に、選手を見る目が変わりました。この選手のこういう部分をこうしたらもっと良くなるのではないか、と具体的に問題点が分かるようになってきました。

 

教わったことを理論と実践形式で選手に伝えたところ、選手からはポジティブな反応が返ってきました。全体練習で少しずつ落とし込みつつ、希望する選手には自主練習という形で取り組んでもらっています。まだまだ始めたばかりでこれからですが、少しずつ意識が変わり、プレーも変わってきているように感じます。プロになるような選手でも正しいステップやフォームが出来ていないことは多いので、より若年層から取り組むことでその後のパフォーマンスに大きな差が生まれるのではないかと思います。

 

興味がある方は、ぜひタニラダー講習会を受講されてはいかがでしょうか?

 

 

本日、3月9日(木)にSingapore Premier Leagueの試合があります。

19:45K/O(日本時間20:45) vs Lion City Sailors

優勝争いをすることになるであろうライバルとの一戦になります。

Youtubeで試合を無料で見ることが可能です!

https://www.youtube.com/c/SingaporePremierLeagueOfficial/

 

アルビレックス新潟シンガポールへの応援を宜しくお願いいたします!

 

 

こんにちは。

アルビシンガポールの加藤です。

前回の更新から大分時間が開いてしまいましたショボーン

 

実は昨年から今年にかけて自分のクラブ内での役職に変更がありました。昨年まではサッカースクールマネージャーだったのですが、今年からトップチームのフィットネスコーチ兼通訳となりました!吉永一明監督の下、元日本代表の李忠成選手を初めとするプロチームのコーチとなりました。大人、しかもプロチームのコーチは初めてですし、フィットネスコーチというのも初めてです。不安が全く無い訳ではありませんが、折角そのポジションに起用して頂いたので、自分の出来る限りのことを頑張ろうと思います!

 

シーズンは既にスタートしており、2戦2勝と良い形でチームは発進することが出来ました。自分個人としても、ここまでそれなりに仕事は出来ているのかなという手応えを感じています。

 

初めてのポジションですが、過去の経験が非常に役に立っていると感じています。以前一緒にお仕事をさせて頂いたフィットネスコーチの方の仕事の仕方を参考にさせて頂いています。自分はこういうことをしようと思っているが、監督はそれをどう感じるか?それをしっかりと確認しつつ、監督の持っていきたい方向にトレーニングをアジャストさせていく。それにより、指導者同士での共通理解が高まるとともに、トレーニング全体がスムーズになる。

 

とは言え、プロの世界に入ったばかりで、まだまだ分からないことや出来ていないことだらけ。日々勉強しながらチームの為、選手の為に活動していきたいと思います!その中での気づきなどについて、今後は更新頻度を上げていこうと思いますので乞うご期待!

 

次節は明日、3月9日(木)19:45K/O(日本時間20:45) vs Lion City Sailors戦。

優勝争いをすることになるであろうライバルとの一戦になります。

Youtubeで試合を無料で見ることが可能です!

https://www.youtube.com/c/SingaporePremierLeagueOfficial/

 

アルビレックス新潟シンガポールへの応援を宜しくお願いいたします!

 

こんばんは。

アルビシンガポールの加藤です。

更新がだいぶ開いてしまいました。

すみませんショボーン

 

今日のテーマは、「誰が主語になるべきか?」です。

 

子どもに対してサッカーを指導する際、どのように伝えたらその子により伝わるかを考えます。

良くない部分を指摘するだけでは聞く耳を持ってもらえない。

どうしたらその子がより良くなるのかを考えて、言葉を選びます。

 

他方、指導者同士でサッカーの話をする時に、少し批判的な物言いになってしまうことがあります。

こういう部分はこうした方が良いのではないか?

先日の試合で、こういう部分が出来ていなかった。

 

サッカーについて語る時、僕の中の主語はサッカーになっているのかもしれません。

試合の中でどういうサッカーが出来て、何が出来なかったか?

どういうトレーニングをするとより良いサッカーが表現出来るか?

より良いサッカーとは何か?

 

日本代表やプロサッカーの試合、トレーニング一般、自分のサッカー観について語る時はそういう見方でも良いかもしれません。

しかし、自分達が指導しているチームを語るのであれば、選手やチームが主語になるべき。

A選手のプレーはこうだったんだけど、もっとこういうことが出来るようになった方が良いよね。

こういうシーンがあったんだけど、チームとしてもっとあんな風にプレー出来ないか?

その為にはどういうことや練習が大事だろうか?

 

サッカーにフォーカスしすぎると、何となく評論家的な見方になってしまう。

客観性を保ってサッカーを見るという意味においてはそれも大事ではある。

しかし、指導者の役割はサッカーを評論することではなく、目の前の選手たちとチームを如何に成長させるか?

その為には選手を主語にして、選手が何をすべきかという目線でサッカーを捉える必要がありますね。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、自分の理想のサッカーが出発点になって指導をしてしまうことが僕は多かったと感じています。

そうなると、選手の心には響かない。

 

それでは明日も良い1日をお過ごしください。