シート合わせ | 渡邉公之オフィシャルブログ「スピードソウルレーシングチーム代表 渡邉公之」Powered by Ameba

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皆さんが、普段乗っている乗用車は、

 

シートが付いていますよね。

 

 

今日は、レースに詳しくない方々、

 

フォーミュラカーをあまり知らない方々にも、

 

分かる様に、

 

 

フォーミュラカーのシートは、

 

どうやって作ってるの?

 

 

を、書いてみました。

 

 

 

今回は、今年から、

 

Speed Soul Racingのマシンに乗る

 

ドライバーのシートを作成。

 

その模様を。

 

 

 

フォーミュラカーには、シートがありません。

 

ドライバーの体型に合わせて、

 

シートを作成します。

 

 

ステアリング位置、アクセル、

 

ブレーキのペダル類も、作成します。

 

 

 

 

 

この状態を作りだすまでに、

 

2時間程の確認作業

 

があります。

 

 

ビニール袋に発泡ウレタンを流し込み、

 

全体に行き渡る様に、揉み込みます。

 

 

 

コクピットに乗り込み、発泡して固まる前に、

 

シートポジションを決めます。

 

一番後ろ、センターに座り、成型。

 

 

ちなみに、発泡ウレタンは、熱を発します。

 

ヘルメット、スーツに・・・

 

冬は心地よく、夏はサウナ。

 

汗だくになります(汗)

 

 

 

身体に合わせて固まるまで、

 

約10分・・・・・

 

無になり、ピクリとも動けません。

 

 

失敗は許されませんww

 

 

 

固まったシートを取り出し、

 

綺麗に整形していきます。

 

整形したシートに座り、ペダル類、

 

ステアリングを合わせていきます。

 

 

 

ステアリング位置が遠い場合は、

 

シャフトを溶接して伸ばし、

 

それでも足りない場合は、

 

ボスを作成します。

 

 

手前にある、2つの四角い穴が分かりますか?

 

ここに手を入れて、ペダル類の調整、

 

出し入れを行います。

 

 

オルガンタイプのペダルなので、

 

ヒールホールドも合わせて作成。

 

 

シート、ステアリング位置、ペダル位置の、

 

微調整を繰り返し行います。

 

 

ここまでの作業、約6時間。

 

 

完成。

 

 

!!??!?!?

 

 

コクピットの

 

センターに座れてない・・・

 

 

シート合わせあるあるですww

 

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