【JC主催】千葉市長選挙 ネット討論会⑨ | 嶽正義 チバを盛り上げる!

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◆千葉市長選挙 ネット討論会⑨

 

 

本日のブログは千葉けいりんについて両候補者がどの様な認識をもっているのかについてです。

 

 

とその前に、千葉市長選挙 ネット討論会の記事を桜井ひでお市議にFacebookでご紹介頂きました!!

 

 

桜井市議は日頃より私のブログを読んで下さっている現職の市議会議員のお一人です。

この様な形でご紹介頂きました事に厚く御礼を申し上げます。

 

 

それでは内容に入っていきます。

まずは熊谷俊人(千葉市長)氏から。

 

 

(くまがい氏)はい、私もそれは実は質問がもう1個できれば窺いたかったんですけれども、

 

公営ギャンブルは、今まで全然反対されてこなかったのに、

何でこうカジノの時だけ仰っるのか不思議

 

なんですけれども。

 

我々けいりんはですね、まず一つ赤字になりそうです。

ですから赤字になってまで公営ギャンブルをやるって事は、全く市民の理解を得られないと思います。

そういう意味で廃止に向けて検討して参りました。

 

しかし今それを受託している民間事業者が、自費で。

実は競輪ってガラパゴス規格で、国際的な自転車レースの規格じゃないんですよね。

ですから競輪選手がこれだけいるのにも関わらず、

世界的な自転車レースで全く日本はですね、良い成績が出せない。

 

そういう意味でですね、以前からあった

 

国際規格のバンクを作って、

そして国際レースもやる中でけいりんもやる。

 

そういうアイディアがずっと温められてきました。

それを民間事業者が自費でやる。

 

更に千葉公園に『屋内型のアリーナ』という形で造る事によって、

市民の色んなスポーツやイベントもそこで出来る様な形になる。

 

そういうご提案を頂いていますので、しっかりと競輪界がそれでGOをするのか、

その辺りをしっかりと見極めた上で、私達は民間事業者の資金とアイディアでやっていく。

 

それに合わせて千葉公園周辺、

実は千葉市の体育館を含めてかなり老朽化が進んでますから、それらを全部一体にして、

 

千葉公園の緑豊かな環境ならではの

スポーツとコミュニティーの空間・拠点というのを作っていく。

 

それも一つ、私達は検討していきたい。そういう風に思っています。

 

続いて大野たかし(千葉市長候補)氏の見解です。

 

 

(大野氏)せっかく(くまがい氏より)ご質問を頂いたんでお答えをさせて頂きます。

公営ギャンブル、別に推進の立場では無いですね。

 

実際に今、公営ギャンブルが色々なところで、場外売り場とか建設をやりますが、

それに関しては市民の方々と一緒に反対運動をやっていますし、

同じく既存のギャンブルで最近多いのが、借金ができるATMをそういうところに置く。

 

それではよりギャンブル依存症が酷くなりますから、

そういうのも反対という感じの立場でやっておるんで、

別にカジノに反対をして公営ギャンブル容認とか、

既存ギャンブル容認という立場ではないという事は一つご理解頂ければと思います。

 

競輪に関してごめんなさい、正直深く勉強をしていなかったんで、率直に申し上げますと、今の立場なんで、ギャンブル自体が望ましいものでもないんで、競輪は赤字になるなら

かなり見直しても良いのかな??と今のところはそうとしか申し上げられません。以上です。

 

今日は私も以上です。

 

がっ・・・。

 

度々で申し訳ないのですが、やっぱり大野氏の発言で気になる部分があります。

 

競輪に関してごめんなさい、正直深く勉強をしていなかったんで

 

大野氏のこういう誠実で真面目な回答・対応には敬意を表しますし、素晴らしいとも思います。

しかしどうしても気になります。

「勉強をしていなかった」という回答は市長候補として果たしてどうなんだろうと・・・。

 

 

と言うのも、けいりん事業については千葉市議会の予算審査特別委員会でも議題に上がりました。

特に日本共産党千葉市議団の野本信正市議が、当局に対して追及をしていた事が思い出されます。

その詳細については私の以前の記事をお読み下さい。

 

 

【予算議会】予算審査特別委員会~市民局・総合政策局編~

 

再三再四指摘をしていますが、大野氏は現職への挑戦者という立場です。

本来であればもう少し具体的な数字を示して攻勢に出るべきだったと思います。

 

例えば本市にギャンブル等依存症だと思われる人が約3万8千人もいるという事実。

またこの数字は本市の成人人口の約4.8%に相当をするという事。

例えばこの数字を討論会で示せば、多少なりともユーザーの反応も違ってきたと思うんです。

 

それに千葉けいりんの来場者を入口付近で一度見てみて下さい。

来場者の多くは65歳以上の高齢者で、年金生活者が100円、200円の車券の購入を楽しみにしている。

その事を他でもない同市議団の野本団長が指摘をしているんです。

 

だから実際は競輪事業でギャンブル等依存症が悪化するのは考えにくい。

それは競輪事業からの収入が1千700万円と少ない数字が示しています。

であるならば、依存症になりやすいパチンコ・パチスロについてもっと言及した方が良かったのでは??

そうしないと支持の拡大は得られにくい。

 

それでなくとも現職のくまがい氏は具体的な将来ビジョンを示しています。

であるからしてもう少し議論を深めて頂きたかったというのが私の本音です。