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◆門真市長選挙(大阪府)
大阪府の門真市長選挙は24日に投開票が行われ、新人の宮本 一孝氏が初当選を果たしました。
有権者数は103,580人。
投票率は39.38%でした。
以下は今回の選挙の立候補者の顔ぶれです。
左から得票数,得票率,年齢,性別,現新,名前になっています。
24,004 45 男 新 宮本 一孝 (みやもと かずたか) 当選
13,169 61 男 新 川本 雅弘 (かわもと まさひろ)
■大阪ではやっぱり強いおおさか維新の会
やっぱり大阪ではおおさか維新の会が強いですね。
先の参院選でも大阪選挙区では4議席のうち2議席をしっかりと確保。
党政調会長である浅田 均(あさだ ひとし)氏は、もう少しで自民党候補を上回る得票数でした。
限定的ではありますが、大阪府に限ってはおおさか維新の会に勢いがあります。
今回、市長である園部 一成(そのべ いっせい)氏の急逝により行われた市長選。
園部氏の出身政党は自由民主党ですから、本来であれば園部市政の継承を選挙戦で訴えていた、
副市長でもある川本氏がすんなりと当選をしていても不思議ではありません。
しかし結果は府議の宮本氏に軍配が上がり、川本氏は負けてしまいました。
■大胆な政策を訴える戦術が功を奏す
当選を果たした宮本氏の政策を見てみます。
- 市長報酬を20%カットし、退職金をゼロにします。
- 市役所を根っこから改革し、市民の目線を大切にします。
- 子育て・教育に力を入れて、人口を減少から増加へと導きます。
- 健康寿命を延ばし、生きがいある暮らしを応援します。
- 地域の絆を育み、地域の連携とにぎわいを創り出します。
- 災害に強く、住みやすいまちづくりに努めます。
- 大阪の副首都化をチャンスと捉え、門真市の都市魅力を向上させます。
経歴・政策( 大阪維新の会 宮本一孝氏のウェブサイトより)
以上が宮本氏の訴えてきた政策です。
やはり当選の大きな要因となったのは「政策1」ではないでしょうか。
こういう選挙民にとって分かりやすい政策というのはとても大切です。
どうしても従来の選挙戦は、まだまだ難しい政策が多く、選挙民から見ると分かりにくいものも多いです。
しかし「市長報酬のカット」と「退職金ゼロ」は誰が見ても非常に分かりやすい。
しかも市民からしたら”右左”関わらず反対する理由が見当たりません。
この辺の分かりやすい政策を選挙戦で訴えるのがおおさか維新の会の特徴です。
■ 自由民主党が推薦する候補者では出来ない市政の刷新に対する期待感
大阪府の松井 一郎(まつい いちろう)知事も『市民目線』を大切にしている首長です。
今後は党の代表でもある松井氏と上手く連携した市政運営が期待されます。
門真市民は特に「税金の使い方」を新市長にもっと考えてほしいと願っているのではないでしょうか。
自由民主党が推薦する候補者では出来ないことを、今後の4年間で実現していただきたいですね。