【敗戦】「落花枝に返らず、破鏡再び照らさず」~悔しい敗戦の中にも感じる両チームの力差~ | 嶽正義 チバを盛り上げる!


[観戦成績]
2222敗0分け
[通算成績]パ・リーグ 4位  6568敗1分

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全体の試合内容からすると「惜敗」と言えると思います。
ただ冷静になって後から振り返ってみると両チームの力差を感じずにはいられません。


まず先発のイ・デウンは相変わらずの制球難を露呈してしまいました
投げるテンポが悪いので、どうしても守備から攻撃のリズムが悪くなってしまいます
今シーズンワーストとなる7四死球はいただけません。
これでよく5回途中まで投げて3失点で済んだなというのが正直なところ。
イ・デウンの場合は制球難が解消されないと2016年への更なる飛躍は難しいと思います。


開幕当初は他球団のデータ不足に救われている部分もありました。
でもシーズンも後半戦に入ると各球団「耐球策」が徹底されているんじゃないですか
下手に手を出すよりも打席で突っ立っている方が出塁するチャンスが増えます。
良い球が来て手が出ずに三振してしまった場合は「ごめんなさい」でしょう。
この方針はイ・デウンが登板する限り、各球団共に徹底してくるものと思われます。


そんな中でも9勝したのはある意味ツキもありましたね。
ただ次の先発機会があるかと言われれば正直難しいでしょう。
とにかく制球難が解消されない限り、2016年に向けての上積みは厳しそうです。


打線の方もホークス先発の武田を打ち崩すことはできませんでした
ホークスの先発陣の中では唯一と言っていいくらい好相性の相手だったんですけどね~。
特に7回裏の攻撃が非常に勿体ないように映りました。
せっかく先頭のデスパイネが2塁打で出塁したのに後続が続かず・・・。
とくに7番の今江が進塁打を打てなかったのが響きました。
今江は9回のチャンス時にも三振をしていますし、復帰後も13試合で打点は2
春先はデスパイネが不在時の4番を担って結果を残してきたんですけどね~。
やはり2軍での打ち込み量が足りなかったのか今ひとつ結果を出せていません。
それと2アウト2塁で9番の田村に切り札の福浦を起用したのも早まりました。
1点が欲しいのは分かりますが、まだワンチャンスあると思っていただけに複雑でしたね。
現に9回の2アウト1・3のチャンスの場面で吉田をそのまま打たせるしかありませんでした
今のマリーンズには捕手は2人しかいないのです。
万が一もありますし、そこまでのチャンスでは無かっただけにちょっと消化不良。
それでも敢えて代打を出すのであればサブローでしょう
これ以上のことは言いませんが、やはり采配にも些かの「制約」があるように感じます。


最後に9回にチャンスは作りましたけど、それでもホークスはサファテを投入しませんでした。
これが優勝争いをしている最中であれば間違いなく9回はサファテだったはず。
その他にもホークスにはどこか優勝を既に決めているチームの余裕を感じました。
一方のマリーンズは1試合も落とせない試合が続いています。
それでも簡単に勝たせてくれないところにホークスの強さがあるように思いました。
この敗戦は悔しいですし、ライオンズとのゲーム差が開いてしまったのも痛かったです。
でもやっぱり両チームの力差ってあるんだな~と感じた一戦でした。

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