両親の介護のため、会社のツールと制度を最大限利用させてもらい今週初めて実家のある広島に帰りリモートワークにトライしてみた。
やってみると、リモートワーク以前に認知症と診断された父母に接しながら仕事をすること自体にまだ慣れてないこともあり、予想以上に大変な1週間だった。
まだ、母の介護申請の結果は分かっていない、父は先週認知症と言われたばかりだから、介護申請はこれから。
まだ、やらないといけないことがたくさんある。
実家はとにかく階段だらけ。4階が寝室、3階がリビングと台所でホームエレベーターはない。この階段は運動不足の両親にとって唯一の運動になる反面、いつかこの階段が仇になる時が来ることを恐れていた。
手すりを付けるとか、現状出来ることはやっていた。ホームエレベーターは古い建物なので構造上無理と言われ、仮に補強して工事するなら1,000万円以上の費用がかかるらしく断念。
昇降式のイスはスペースが厳しく断念。
そして来るべき時が来たというか、母が階段から落ちてしまった。ほんの数段だったけど結果、腰を圧迫骨折してしまった。痛みが強く、これが原因で約1か月ほとんど寝たきりの生活になった。これが認知症を加速させてしまったのかもしれない。
目に見えてあらゆる所作が遅くなり、歩くのがおぼつかなくなり、ボーッとすることが多くなった。
ちょっとしたことで、コロンと転ぶ。
4月に帰った時(まだ認知症であると僕も含め家族が知らない頃)、台所転ぶ母を抱き起した時、ぽつりと「〇〇(僕の名前)にはこんな姿を見せたくなかったのに」と母が言った時、涙が出そうになった。
この家で、母が生活するのはもう難しい、そう判断して父と話したが頑固親父は家を離れたくないと頑なに譲らない。終いには母だけ施設に入れて自分はここに住むと言い出し、さすがに切れて怒鳴りつけてしまった。
そこから、僕、姉、妹で時間をかけて説得にあたり、半ば諦めかけていたけれど、姉が父の説得に成功し、姉の家(尾道)の目の前のマンションに引っ越すことになった。
気が変わらないうちにということで、今週手続きを進め、必要なものを買い揃えるのにバタバタとした1週間だった。
古いマンションなのでところどころバリアフリーでないのが気になるけれど、姉の家の目と鼻の先なのはありがたい。