久しぶりの更新。

すっかり演劇活動はお休みしていますが、昨日、母校の文化祭に行ってきまして。

目的は演劇部の公演。
久しぶりに観劇する文化祭での公演。今年の演目は「ゆめ色おもちゃ箱」。

この作品、劇団笑門福来作の脚本で、かつて自分が主役として演じ、
劇団の旗揚げ公演(2004年)、第8回公演(2010年)で再演した作品である。



そういうわけで、

約12年前に劇団を立ち上げたときの舞台を、
約15年前初めて舞台に立った場所(高校の体育館)で、
時を越えて、演劇部の後輩たちが上演してくれたことに、深く熱い、感動と喜びを感じた。


「脚本」としてはなんだか、いまから振り返ると気はずかしい部分も多々あるが、
この作品に込めた「想い」とか、「雰囲気」とか、そういったものは受け継がれつつ、
今の高校生たちが一生懸命、自分たちの解釈や意図をもって表現しようとしている姿は、
時代を越えて、紫色の魂が流れるのを感じた。


同じ作品が、来週12日(日)15:00から島田市プラザおおるりホールにて、
「中部高校演劇公演」(いわゆる中高演6月公演)の中で上演されます。

また来週、楽しみに観に行こうと想う。みなさまもよければぜひ。

この土日で3作品の舞台を鑑賞した。

みるめショウ
絢とひさ枝のふらり旅「壁に目」
演劇空間六畳一間「許されざる者」
24日(土)19:00~@アトリエみるめ

劇団Z・Aプロデュース公演「血の婚礼」
25日(日)11:00~@ナリタオート

どの舞台もミステリアスで不思議な統一感を感じる作品。小さな劇場で、限られた空間を、密度高く活用していた。そして、それは演出構成・意図(と思われるもの)を、じっくりと感じることのできる空間だった。

表現者の「想い」=意志あっての舞台づくりだと想う。その「想い」が自分の人生を考えるきっかけとなるような舞台に、これからも出逢えたらいいなと想う。

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◆久しぶりに劇団の役者2人と飲んで語った。なんだかんだで時間は足りない。話は尽きないものだ。

◆演劇の話をはじめ、飲みながら価値観を共有するということは、やっぱり大事なことだと改めて想う。ひとはイロイロ考えて生きている。イロイロな価値観をすり合わせたりして、信頼感は生まれる。

◆学生の頃に比べ、語る機会というのは格段に減っている。それはいたしかたない。昨夜は胃の調子が悪くて、途中からやばかった。それもいたしかたない。そんな、夜。藤枝ハイボールに乾杯!話に夢中で全然、料理の写真撮れず。

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■劇団四季「ウィキッド」@四季劇場海、を観劇。ここのところ観劇が続く。

■雪で真っ白に染まる東京に降り立ち、空気感の違いに驚く。静岡はホントに温かいんだと実感。この作品は2回目の観劇だったが、前回よりも余裕をもって物語や音楽を感じることができた。実に素晴らしい舞台である。

■2人の魔女の交流、葛藤、成長。それは舞台という「非日常」の世界ではあるが、そこから伝わるものは、自分たちの「日常」に結びつく。こうやって、舞台を通して心に栄養をおぎなうことは必要だと、改めて想う。このミュージカル、おススメ!








■「NANTA」@焼津文化センターを観劇。 料理用具を打楽器に乱打してリズムを刻み、料理を作りながらコメディタッチで物語は進む。韓国発の大人気パフォーマンスらしく、別に韓国ファンというわけではないが、せっかくなので鑑賞。言葉はわからなくとも、圧倒され思わず笑ってしまう。音楽と身体の力だけで、伝わるものは確かにある。

■蛇足。なお、すごい勢いで野菜を切り刻むため、実家が農家の息子としては、野菜がもったいないと公演中思い続けた…が、これらの野菜は流通期限が切れたものを使用し、また刻まれた野菜は家畜の飼料や堆肥の原料として活用されると知り、安心。

■第1回静岡県民ミュージカル 「長くつ下のピッピ」@富士ロゼシアターを観劇。老若男女・経験立場の違いをこえて、いろんなメンバーが集まり、舞台を創るってステキだ。

■その後は、吉原商店街のご当地グルメ「つけナポリタン」と、「杉山フルーツ」のフルーツアーティストによる生ゼリーを食す!富士吉原の味を満喫!


◆舞台を彩る圧倒的な身体表現。劇場に敷き詰められた世界観。圧巻としか言いようがない。劇団四季ミュージカル「CATS」@静岡市民文化会館。祖母・母・妻と一緒に観劇した。

◆横浜で観た時以来、約5年ぶり2回目。その時よりも、静岡上演の喜びか、安心感か、感動した!物語でみせる舞台が好みではあるが、ストーリー性のあまりないダンスエンターテイメントも、真っ直ぐ心に届き、心が震える。ジェニクルキャッツ!








◆劇団笑門福来11thStage「サルベージ」の幕がおりた。多くのみなさまのご観劇・ご声援、本当にありがとうございました。舞台がおわった高揚感と安堵感。そしてちょっぴりの空虚感。多くの感謝と、若干の悔い。すべてひっくるめて舞台っていいなと感じる。

◆これが20代最後の舞台。演劇と出会って15年。劇団つくって10年。いろいろ葛藤や苦悩もあるけど、何とか続けてこれて良かったなと想う。僕たちは日
常あっての非日常をつくっている。日々の成長や「想い」を、自分たちらしく表現したい。これからも仲間とともに笑顔で歩んできたい。笑う門には福来る!
 


◆藤枝のご当地ハイボール=藤枝ハイボール。藤色に輝く柑橘系のさわやかな味わいがクセになる。藤色の「想い」を感じながら、仕事や稽古後の体と心に安らぎを与える1杯だ。
 
◆友人から誕生日に、藤枝ハイボールシロップをもらった。いつでも、家で「藤枝ハイボール」が飲むことが出来るようになった。シロップ・炭酸・ウィスキー(焼酎)の最高の割り方バランスを模索している。
 
◆もちろん居酒屋で飲めるので、藤枝にお越しの際はぜひ!