予定していた一般病棟への移動は延期になり残念でしたが、まだPICU でしっかりみてもらえる事はとても安心感がありました。
そんな中で聞こえてきた『ICU 症候群』。
まだ入院して間もない頃、確かに先生からそんなことが起こることもあると聞いていた
ICU 症候群とは…
集中治療室で手当てを受けて、術後目を覚ましたときに初めてICU にいることを知り、様々な医療機器、アラームの音、昼夜が分かりにくい室内、看護師や医師の行きかう姿…
そんな環境に自分がおかれていることに対するショック等により精神的に不安定となり、不眠や幻覚、妄想などの精神障害を生じる。
いわゆる認知症になったような症状が出ると説明がありました。
バイタルが安定して、鎮静が少しずつ少なくなっても、やっぱり無表情の息子。
目が合っていても、合っていない…届いていないような変な感じ
時々手をヒラヒラと顔の前で動かしているだけ。
鎮静を減らしたことによる離脱症状なら鎮静を増やす必要があり、ICU 症候群になっているなら鎮静をやめて少しでも早く一般病棟に出してあげて刺激を与える方がいい。
どちらの症状なのか、それによって対処の仕方が真逆なんだと。そんな説明が先生からありました
うちの息子は恐らくICU 症候群だろうと。
起きているのに表情も言葉もない。
明らかに手術前とも、鎮静を減らしかけた頃とも様子の違う息子。
心配だったけど、
『一般病棟へ移って一緒にいればすぐに治るだろう
』
そう考えていました。