刈谷市議会議員上田昌哉「いつもこころに太陽を」https://www.facebook.com/masaya1970

「アダムとイブ」

 

漆黒の暗闇が無限に広がる宇宙空間で

どうやら、この宇宙船も限界のようだ

館内に警告音が鳴り響く

せめてもの救いは

この脱出ポッドに彼女を乗せれたことだ

この孤独で冷たい宇宙で僕と彼女は

どれぐらい時の流れの中を旅をしたのだろうか?

コールドスリープを含めれば120年間ぐらいだろうか

地球が滅びて120年

彼女との旅も終わりの時が近づく

新しい星に辿り着き僕と彼女で

その星の「アダムとイブ」になる夢は

叶わなかったけれども

愛する貴女は生き延びて生命の息吹を紡いで欲しい

数分後、脱出ポッドが放出され

爆発音と共に小さな光が輝いた

その温かみのある光は

暫く宇宙を大流しやがて消えて行った