こんにちは。いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます。
過去の記事を読み直してみると、ブリアンの腫瘍が最初に分かったのは昨年末。お正月を前にトリミングをペットサロンにお願いした時でした。トリミング終えて引き取りの時に「この子、首にグリグリがありますよ。」と言われた事が始まり。
フワフワと被毛も伸びていたし、今にして見れば「浮腫(むくみ)」だったのでしょう、全体に太っていて首周りの異常に気づかなかった。
最初の獣医師さんは、炎症反応が高数値だった事までは診断してくれたのですが、それ以上は分からず、薬で炎症反応が収まると「もう大丈夫」と。
それが今年の2月23日の事でした。
そしてちょうどそれからひと月の3月23日。
ブリアンの首は水腫で膨れあがり、犬友達の勧めで行った獣医師さん(今もお世話になってます)で、改めて「悪性リンパ腫」と診断されたのでした。
それから6ヶ月半。プレドニゾロン、CCNU、アドリアマイシン、Lーアスパラギナーゼ、インターフェロン、と様々な抗がん治療で今日もブリアンは元気です。
浮腫が進み、食欲が落ち、ぐったりすることもありました。強い副作用で激しい下痢、嘔吐に襲われたことも。でも、寛解状態では、何事も無かったように元気で、甘えん坊で、お利口です。
6ヶ月半をブリアンの症状に寄り添って、苦しんだり、喜んだりを繰り返しています。現在も首には大豆ほどの膨らみが左右にあり、息が荒くなったりすると「もしや?」と心配になります。
発病後1年を超える症例はまれ、と先生はおっしゃいます。でも、そうでない例もある。盲信はしません。冷静に事実は受け止め、しかし希望は捨てない。さらには、無理な延命も考えない。毎日のように夫婦で繰り返し話し合っています。
NHK Eテレの朝の番組。『0655(ゼロロクゴーゴー)」を知り合いが教えてくれました。「猫のうた」「犬のうた」というコーナーがあり、投稿されたイヌの写真とともにこんな歌が流れます。
わが輩は犬
わが輩は犬
生まれた時からわが輩は犬である。
わが輩の気に入っている物はこれである。
更に気に入っている物はこれである。
実は苦手な物はこれである。
もっと苦手な物はこれである。
そしてわが輩の願いは一つ
ずっとこの人と一緒に居られますように。
わが輩は犬
わが輩は犬。
わが輩は犬・犬・犬である。
我が家の願いも一つです。「ずっとこの仔と一緒に居られますように」