1 憲法

 

人が生活するには、お互いに一定の秩序を保つ事が重要となってきます。

 

憲法→法律を制定する国家権力や法律を実施する国家権力を規制するもの

法律→国民の権利や自由を規制するもの

 

なのです

 

        憲法

         ↓

        法律

         ↓

        国民

 
という上下関係が成り立ちます
 
では、憲法は何を原則に成り立っているのでしょうか。
それはたった3つだけです。
 
①国民主権
②基本的人権の尊重
③平和主義
 
これは日本国憲法の基本原理なのです。
 
(1) 国民主権
   国民主権における主権は、国政の最高決定となります。ちなみに、戦前の大日本帝国時代は、天皇主権として主権は天皇にありました。今、天皇は国民の象徴としての地位があたえられているのみです。
 
(2) 基本的人権の尊重
   基本的人権とは、人が人であるという事で、当然にして認められる権利の事です
日本国憲法は「個人の尊重」を基本にして成り立っています。
   したがって、国民のための国家があるのであり、国家のために国民がいるわけでは
ないのです。この基本的人権は、「侵すのことのできない永久の権利」として全ての国民
保証されています。
 
 (3) 平和主義
   日本国憲法は第二次世界大戦での教訓を踏まえて平和主義を原則として戦争と、戦力の放棄を宣言しました。憲法9条がそうですね
   日本国憲法は①一切の戦争と武力行使、武力による威嚇を放棄 ②それを徹底するために戦力の不保持 ③国の交戦権を否認した 事の3点を基本においてできあがっています。
 
余談 
 
    自衛隊は軍隊ではないのか?との意見もありますがやはり自衛隊は自衛隊ですね。
    1952年 日本が第二次世界大戦後に軍隊が解体されて全く機能していない頃、それを        
  知って韓国は竹島を占領しましたね。日本人漁師を50人弱銃殺、島民3000人余りを
  拉致したとの話です。専守防衛をもとに今の自衛隊は自国日本を守るために存在している
  のですよ。武力を持たなければ平和であるという考え方は全く馬鹿な話であります。今の
  安部内閣は中国、韓国、ロシアまた、北朝鮮との関係が悪化しているため、ぎりぎりの範
  囲で日本を守ろうとしています。