2013年9月19日(木)、最近、パートによく出るようになった妻へのねぎらいから、
お久しぶりに夫婦での遠出を持ちかける。前日、急にこうした、"明日は、どこどこ
へ行くぞ"は、我が家では良くある話で昨年も夫婦で登った富士山も前日になって
持ちかけたものだ。
行き先は、中央道を使用してのお手軽な車山高原。ビーナスラインを使用すれば
標高、1800Mの車山肩まで一気に高度を稼げる利点もある。
このトレイルの特徴は、標高が高いことで森林限界を超えており、気分爽快な
草原を駆け巡ることが出来る。また、八ヶ島湿原、車山湿原を取り囲んだ山々
を一周ぐるーっと走破することでスタート地点の車山肩まで戻ることが出来る。
てなことで、9月20日(金)、深夜2時起床。パッキングを済ませ、車に
乗り込み、走ること3時間半でデニーズ諏訪インター店に到着。
ここのデニーズがそうなのか、全国そうなのか、モーニングはなく、普通の
メニューで自分は、牡蠣フライ定食、妻は、ハンバーグ+海老フライ定食を
オーダー。朝の5時半からお腹、満腹で出発。目指す、車山肩にはさらに
30分の走行で6時半到着。レストランの前に駐車場があり、もちろん、無料で
駐車出来ます。また、車山肩にはエコトイレもあります。
この車山トレイルランコースですが、通常は、時計と逆方向に走ります。
まずは、最高峰の車山山頂へ駆け出します。
わずか30分で到着したのは、標高1925Mの車山山頂。
山頂からは、富士山を始めとして、八ヶ岳連峰、南アルプス、中央アルプス、
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山等など360度の大パノラマが見渡せます。

頂上からは一旦、高度を下げ、車山乗越へリフト沿いに駆けおります。
乗越からは、ルート、2つ。短時間で行ける物見石ルートと
若干長い、男女倉山ルート。今回は、後者を選択。
乗越から山彦尾根を走り始め、エコーバレースキー場を右に眺めながら
登ると南の耳に到着。ものの数十分で既に車山山頂は、遠のきます。

トレイルは、ほぼクレイの土です。しかし、草がおいしげ、朝露で
シューズ、靴下はびしょ濡れです。
男女倉山からは、高度を一気に下げるのですが、滑りやすい急坂
クレイのトレイル。踵重心でちゃんと降りれるのですが、妻のお久の雄たけび。
"こんなとこ、降りれないよ"爆発しました。富士山の須走り下降と同じく、
踵重心じゃなくて、シューズのエッジを使った横降りです。
なんとか、愚痴が止んだとこで八ヶ島湿原の入り口に到着。
でも、分岐点に案内図があって八ヶ島湿原に行く方向と沢渡へ行く方向と
訳わかんない地図。結局、地図通りに左折したのですが、失敗。
湿原手前の林道をショートカットで沢渡へ行ってしまいました!
沢渡から肩までは登り、約15分ほど。ここでも妻が切れてしまいました。
まだ、駐車場は先なの?何時になったら着くの?
"こんなとこ、二度と来たくない"とまで言われちゃいます。
なんとか、肩についてホッ。
写真は、肩から見渡す八ヶ島湿原方面です。

今回は、秋に来てしまい、あの有名なニッコウキスゲを見ることが
出来ませんでした。このトレイルは、高山植物に溢れる新緑の季節が
一番だと思います!
結局のところ、走行距離は約10km、走行時間は約2時間でした。
妻とのトレイルラン、次回は、10月の富士山、三国山を予定してます。
11月は、箱根外輪山一周30KMも予定してます。
自分の目標は、南アルプス、甲斐駒ケ岳、黒度尾根を日帰り登山する
ことなんですけど、妻とは来年になりそうです。
ニコニコ笑顔の妻を見るとほっとします!
