マサkのブログ

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 宇宙SFファンタジー&ハートフル、とても楽しい映画です。

 太陽の異常の原因を究明するために中学教師が命をかけて宇宙船に乗り込む、同じ境遇の岩のような異星人をロッキーと名付け、協力し合ってさまざまな困難に立ち向かつていきます。星も言葉も容姿も違うもの同士が支え合う友情物語がメインです。宇宙がとても美しく、宇宙船の中もとてもリアルに描いていて、コメディの要素もありますが、安っぽさは微塵も感じません。

「2001年〜」「未知との遭遇」「E.T」「アルマゲドン」「アポロ13」「ゼログラビティ」などの宇宙映画を彷彿とさせるシーン、「ロッキー」もキーになっています。キャッチコピーの「80億人の命をかけた人類最後の賭け」というのは、少し大袈裟ですね。もっと気楽にエンジョイできる映画です。


「哀れなるもの」のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演。ぶっ飛びストーリーながら、しっかりうったえる人類の警告。


妄想狂信者がカリスマ女性起業家を宇宙人と確信し誘拐拉致する、全く展開が読めないストーリーは画面から目が離せません。誘拐された意味がわからないエマ・ストーン扮する女性社長、はじめは誘拐犯と話を合わせていくが、徐々に相手を説き伏せていく、エマの目力炸裂の演技が圧巻です。「哀れなるもの」では、ついていくのが精一杯でしたが、今回、この監督の独自の世界観についていけるよう覚悟して鑑賞しました。一回だけでは理解できない部分もありますが、そこは自分なりに解釈するか、わからないままでもいいんじゃないかと割り切ると楽しめる作品です。

大事な家族を亡くし見送るお葬式。故人の思い、家族の悲しさに寄り添う葬儀プランナーの思いやりの心が響く。


日本人の多くが持つあの世、この世の世界の分岐点と言えるお葬式。いくつかのエピソードを通して描かれるのは、悲しみの家族に明日への生きる力を与える目黒蓮扮する漆原と浜辺美波扮する美空の葬儀会社の2人。多くの観客が経験した家族の葬式を思い出す、家族の大切さに触れることができるとても優しい映画です。

 問題提起も暗示もないストレートさが万人の心を動かすでしょう。「ほどなく、お別れです」の意味を語る美空の言葉が深いです。「木漏れ日」「相身互い」、日本語にしかない言葉がまた一つ、映画で教えてもらいました。


パワハラ社長と、パワハラに耐える女子社員。

遭難した無人島に、まさかの二人きり。

『青い珊瑚礁』や『流されて…』とはまったく異なる、サム・ライミ監督が描く新たな無人島物語だ。


女子社員リンダを演じるのはレイチェル・マクアダムス。

会社では空気が読めず、自己PRも空回り。社長がドラ息子に代わったことで、副社長昇進の話も立ち消えになってしまう。

しかし彼女の特技はサバイバル。持ち前のスキルで社長と生き延びるうち、二人の立場は次第に逆転していく。


サバイバル人間ドラマであり、ホラーであり、コメディでもある本作。

終始飽きさせない演出は、さすがサム・ライミ監督。

レイチェル・マクアダムスも、会社での“ダメ女”ぶりとは一転、無人島では水を得た魚のように生き生きとしていく。


この生活をキープしたいと思い始めてからの彼女の暴走は必見。

久しぶりに観た、CGに頼らない王道エンタメ映画だ。




これが本物の戦場なのか?

A24らしさの中に、確かに「アメリカの心」を感じさせる作品だ。


『シビル・ウォー』の監督が、元米軍特殊部隊員レイ・メンドーサの実体験をもとに映像化した、ドキュメンタリータッチのリアルな戦争映画。

舞台は2006年、イラクの危険地帯。


日本では、戦争はすでに過去の出来事のように感じられる。しかしアメリカでは、現在に至るまで続いている現実だ。ニュースでは数十秒のテロップで流される戦闘行為が、実は日常的に起きている――その事実を、この映画は突きつけてくる。私たち日本人も、知らなければならない現実である。


近年注目を集めるA24製作。『アフターサン』『終わりの鳥』など、作家性の強い作品を送り出してきたスタジオらしい視点が本作にも貫かれている。


現在、トランプ大統領は武力を前面に押し出した政策を展開しており、今後のアメリカの行方には一抹の不安を覚える。しかしアメリカ映画は、ベトナム戦争もイラク戦争も、常に映像を通してその是非を問い続けてきた。


その「アメリカの良心」に、まだ希望を託せる。

そう感じさせてくれる一本である。




親子の宝石強盗が逃走用の車がレッカー車移動されたことにより、障がい者キャンプツアーの団体に紛れ込む、そこでの様子をコミカルに描くヒューマンコメディ。


サムシング・エクストラ、特別なもの。人は一人ひとり違う、男女、年齢、宗教、そして健常者と障がい者、本来は人は、サムシング・エクストラで、人に干渉せず、干渉されず、人の心を傷つけず思いのままに生きていくものであることを、教えてくれるようです。

 とても景色がきれい、そこでキャンプするメンバーの楽しそうなこと、障がい者の、アマチュア俳優さんの生き生きとした姿がとてもいいです。

 ちょっと都合よくいきすぎかと思うところもありますが、これが最良の終わり方と思えるラストです。

 ダリダが好きな男の子、ダリダってあのダリダ?この映画でアラン・ドロンの声が聞けるなんて大感激!

 フランスでは7人に1人が観たというヒット作。私が劇場で観た時は、私を含め観客3人、この差はなんだろう?宣伝の失敗か、はたまた日本人には向いていないのか?少し寂しくなりますが、口コミで多くの人に観てもらいたいたいですね。

 今年最後の劇場映画鑑賞。とてもいい締めくくりになりました。

病状が速く進む認知症に侵された孤独な殺し屋が、息子を助けるために残された時間は数週間。緊迫の展開に画面に釘付けになります。

 マイケル・キートン演じる殺し屋ジョン・ノックスは、ジャッカル並みの完璧な殺し屋、完全犯罪にしてしまうプロ中のプロです。認知症のため引退を決めた矢先、長年会っていない息子から突然のお願い。これを最後の仕事と決意するノックスの生き様を描きます。

認知症が進む中いかにして完全犯罪にするのか、それを追う女刑事の執念がドラマの中軸ですが、親子愛、兄弟分アル・パチーノとの切っても切れない友情、週一の雇われ娼婦との奇妙な関係と見ごたえは十分です。徐々に進行する病と戦うマイケル・キートンの迫真の演技、アル・パチーノの存在感。女刑事のスージー・ナカムラのプロ魂の演技が見ものです。原題 Knox Goes Away 。ノックスは何処へ行ってしまうのか、それは見てのお楽しみですね。

北川景子の上手さと、脇役の充実がよりドラマチックに心を打つ。

 子ども二人を持つシングルマザー、北川景子扮するナツキ、貧困の末に選んだ道は、麻薬売買。総合格闘技のチャンピオンに夢を描くタマキ、そのためにデリヘルまでしていた彼女がナツキと組んでヤバい麻薬売買の組織に入る。

格差社会を浮き彫りにして、懸命に生きる人間模様を描いています。

徐々に破綻に向かっていくナツキと二人の子ども。もしかして「愚か者の身分」のようなラストに一直線と思いきや、そうではないラストが用意されています。

北川景子さん、初のおばちゃん役、貧困にくるしみながらも、子どもへの確かな愛情を失わない母親の心情を見事に演じています。売人なりたてのオドオド感が覚悟を決めた貫禄売人への変化が見事です。

格闘女子タマキ役の森田望智さん、格闘女子役が身についていて迫真の演技が素晴らしいですね。今後ブレイクの予感です。

子ども二人の自然体の演技が胸を打ちます。貧困の家庭を描くものは、母親が身勝手な愛、ネグレクトな場合も多いのですが、このシングルマザー一家は、互いを思いやる優しさの絆があり、愛を知らずに育った格闘女子が、この家族の中に入っていく展開は暖かさがあり、心打ちます。

非常な麻薬組織の若きボス、「自分の子どもの幸せのためなら、他人の子供は不幸にしてもいい」そんな母に自分の母を見る、人の心を感じます。

「ブラックスワン」よりも娯楽性があり、見終わった感も暖かさを感じる素晴らしい作品でした。

ひとつの机、ふたつの制服


 キラキラ 青春の輝き

超進学女子校の全日制、全日制に入れなかつた子が通う夜間、二人の女の子の物語。

同じ机を使うことから知り合い意気投合、制服交換、同じ男の子を好きになり、気まずくなるが・・・。ありきたりの展開ではありますが、1990年代の台北、その頃の風情など、丁寧に描かれています。夜間に通わざるを得なかった少女のコンプレックス、背伸びをするためにつく嘘。それがバレた時のやるせなさ、等身大の少女の姿を二人の少女が演じ、その可愛いらしさがとても光っています。「今、どこにいるか」でなく「つぎどこにいくか」、この前向きな言葉が、夜間、全日制の枠を破ってくれましたね。台湾映画は久々ですが「1秒先の彼女」的なユーモアもあり、楽しめる作品です。

タイムスリップもしないし、不治の病にもかからず、何十年先も描かれない、ストレートなキラキラ青春映画です。

ずっと観たかったのですが、三周目に突入、大阪単館で、一日一回上映、もっと長く多くの人にみてもらいたい作品です。



トロン:アレス

とにかく楽しもう!MX4D、3Dで。

AIで生成されたタイムリミット29分の実体化プログラムの戦士と、AI企業戦争を繰り広げる学者との白熱バトル。設定が飛びすぎていて、世界観になかなか頭がついてこないところもありますが、そんなことよりも、延々と怒濤のように展開するチェイスは、最新映像音響システムを堪能する体験型ムービーとして絶対楽しめます。韓国系学者のグレタ・リーさんの奮闘ぶりも見ものです。この映画こそ、MX4D・3Dで思いっきり楽しんでほしいです。日本語吹替版ならさらに画面に集中できます。