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大事な事は、ONE PIECEとアメブロが教えてくれた。

前回のエントリーのコメント欄でのツッコミで思い出したのだが、そういえば当ブログは「本・読書」というジャンルにも関わらず、まだ一つも本の感想を書いていない。
それどころか、グラビアアイドルDVDのアフィリエイトを貼ってしまっている。既に本ですらない。
(ちなみに、残念ながら当ブログ経由では一枚も売れていなかった。)

ついでに気付いたが、もう一つ「日々のできごと」というジャンルにも所属しているのだが、よく考えてみるとぜんぜん日々の出来事も書いていない。
現状を考えると「アイドルと家電」というジャンルがあればしっくりくるのだが、そもそもアイドルについて書きたかったわけでもない。これはアメブロに嵌められただけである。

そんなわけで、日々のできごとはとりあえず置いといて、そろそろ書評でもしなくちゃということで書店をウロウロ物色していたら、新刊コミックスのコーナーにONE PIECEが山積みになっているのを発見した。
ずいぶん昔に20巻ぐらいまで一気に読んでそのままになっていたのだが、なんと最新刊は64巻である。

あのゴム人間、まだ冒険してたんだな。

そういえば、遅く起きた日曜日なんかに決まって「海賊王に!おれはなる!」などと威勢の良い掛け声がテレビから聞こえていたが、物語が続いているという事はまだ海賊王とやらにはなれていないのだろう。


ここで、「海賊王になる!なる!」と言いながら、まだ達成していないらしい事について、おせっかいながら少々ゴム人間の事が心配になった。

実は、海賊王になるという事について、当のゴム人間はあまり積極的では無いのではないか、という事だ。


つまり、こういうことだ。

幼少のころ、とても大変そうな海賊王への道のりを悲観したゴム人間は、ある日こう宣言する。


ゴム:「おれは海賊王になんて絶対ならないぞ!」


すると、当時の仲間がこう答えた。


仲間A:「お前ならないの?じゃあ俺がなろうかな。」
仲間B:「いや、ここは俺がなる!」


ゴム:「・・・じゃあ、おれがなるよ!」
A&B:「どうぞどうぞ」


こうして、周りに乗せられたゴム人間は、気の乗らない冒険をなんとか乗り切ろうと、毎週日曜日になると全国のお茶の間と自分自身に向かって肯定的に宣言し続けるのだ。


「海賊王に!おれはなる!」


さて、一方似非アイドルウォッチャーでガジェットオタク見習いのボクはどうかというと、やはりこちらもインターネットという大海原を日々航海し続けている。サーフィンどころの騒ぎではない。パソコンからスマホから、あるいはiPadからと、乗る船をとっかえひっかえの大航海である。

いわば、平成の世が生んだ海賊なのだ。

この海賊王見習いも、なぜか日々増えていく一方のデジタルガジェットに心のどこかで疑問を抱きながら、それを払拭すべくこう自分に言い聞かせる。


「いつか必要に!これはなる!」


そうなのだ。
かのゴム人間と同様に、この海賊王見習いも自分に肯定的な言葉を発して日々奮闘しているのだ。

ところで、こういった事を趣味にしていると決まって言われるセリフがある。


「なんでそんなにケータイ持ってるの?何に使うの?」


まったくもって、野暮というものだ。
海賊王を目指すものにとって、インターネットという大海原を航海するための船は多いに超した事はないのである。

しかし、「まぁ、趣味なんで」だの「実は通話料がすごく安くて」だのマトモに返事するのも野暮というものだ。

そこで、なにか海賊王見習いにふさわしい返し文句はないものかといつものように大海原を彷徨っていたところ、@ITというサイトでアメブロの中の人がナイスなセリフを言い放っているのを発見した。若干ドヤな感じで。



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アメブロのスイッチはシスコではありません、H3C採用事例

なぜH3Cのスイッチを使うのかと聞かれることが多いが、逆に、なぜ使わないのかと聞きたい――。

サイバーエージェントでインフラの設計、運用を担当する吉●出氏(新規開発局 インフラテクノロジーグループ)は、まだ日本国内では無名に近いネットワーク機器ベンダ、H3Cテクノロジージャパンのスイッチ製品採用について、こう話す。
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倣ってみた。



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まさとのケータイは1台ではありません、HTC購入事例

なぜそんなにケータイを持ってるのかと聞かれることが多いが、逆に、なぜ1台しか持っていないのかと聞きたい――。

サイバーエージェントのアメブロ上で勝手にしょうもない公式ブログの企画、運用を実践するまさと氏(32)は、まだ日本国内では無名に近いFacebookに特化したスマートフォン、HTC ChaChaの購入について、こう話す。
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・・・これだ。なんて斜め上な返事なのだろう。



相手:「なんでそんなにケータイ持ってるの?何に使うの?」

ボク:「逆に聞くけど、なんで1台しか持ってないの?」

相手:「えっ?」

ボク:「インターネットという大海原を航海するには、やはりそれなりの備えが必要なのですよ。」

相手:「えっ?」



そこで、すかさずメイン使いのiPhone4の横で力なく放置されているHTC ChaChaを指差し、こう唱える。



「いつか必要に!これはなる!」



さらに畳みかける。



ボク:「2台めのケータイが欲しくなったら、おれに相談してみろ!」

相手:「なんだと・・・俺にお得なケータイの買い方を教えてくれるのか?」

ボク:「ケータイ複数持ちに興味を持ったその時から、おれたちは仲間だ!」(キリッ!)

相手:「お、おう」



なんということか。新しいデジタルガジェットマニア誕生の瞬間である。
こうして、海賊王見習いは今日も仲間と共に様々なデジタルガジェットを駆使してインターネットという大海原を航海し続けるのだ。



そして、お気付きの通り、またもや書評はお預けになってしまっているのである。
インターネットを往く海賊王見習いも、かのゴム人間に倣って日々宣言する事が必要のようだ。



「感想文を!おれは書く!」






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