東京都荒川区と
足立区を結ぶ
日暮里・舎人(とねり)ライナーで7日夜に起きた
脱輪事故では、女性3人が転倒して軽傷を負った。運輸安全委員会は8日、脱輪現場に鉄道事故調査官3人を派遣し、事故原因の調査を始めた。
都交通局によると、脱輪したのは日暮里発の下り列車(5両編成)。運輸安全委の小川賢一調査官によると、先頭車両で最前の車輪が左右とも走行路から外れて溝に落ちていたという。
日暮里・舎人ライナーは全線で運休しており、都交通局は代替輸送のバスを増便して対応している。同区の女性会社員(61)は「バスで出勤したため、いつもより1時間ほど多くかかり、遅刻してしまった。早く復旧してほしい」と求めた。