先週、3月11日の午後2時40分過ぎに岩手・宮城・福島の3県沖でマグニチュード9.0の地震が発生しました。
今日3月15日現在、死者・行方不明者が7,200名を超えて、宮城県は県内だけで10,000人の死者がでると予想しているほどの大惨事になっています。また今回は地震のみではなく、その後に津波や石油オイルコンビナートでの火災、地すべりや雪崩などの二次災害による被害も甚大な物になっています。この数日は福島県にある三基の原子力発電所で水素爆発が起きて、放射線漏れが起きている危険が高まっています。
まず今回の震災で命を落とされた方に心からお悔やみを申し上げます。そして家やご家族、知り合いの方をなくされてしまわれた方や、まだ安否がわからない方のことを思うと心が痛みます。まだ余震が続く中、どうか強くこの状況を乗り切っていただきたいと思います。
あの日、東京でも震度5レベルの地震があって、この影響で電車は全てストップしました。大勢の人が帰宅手段を失って仕事先での宿泊、もしくは徒歩での帰宅を試みることになりました。
僕は当日たまたま妻と一緒にいて地震に遭遇したんだけど、2回ほど大きな地震を体感した後、電車が止まっていることを知りました。その間携帯やネットに一切繋がらない状況だったので、一体何が起きているのか判らない状態で駅の周辺でしばらく待ってました。
それでは全く電車が動かない様子だったので、長期戦を覚悟して食料(炭水化物)や温かい飲み物を確保。1時間程度まってから、家の方向に歩きながらタクシーを捕まえることができないかと考えて池袋方向に歩き始めました。この時点で駅にかかっているテレビの画面でどこかで洪水が起きていることを知ったけど、地震の規模については全然わからず、とにかく歩いていこうと言うことで線路沿いを歩き始めました。
ふと周りをみると同じように歩き始めている人たちが沢山。
歩き始めたのが4時ごろ。道を歩き続けるに伴って、同じ方向(新宿・池袋方向)に歩いている人の数が増えていきました。
僕達は当初池袋を目指して歩いて、その後埼玉方面に向かおうと考えていて、その事について話していたら、隣で歩いていた女性が話しかけてきました。どうやら同じ沿線に住まれていて、たまたま一人で外出していたらこの地震に遭遇して困っていたとの事なので、一緒に行きましょうということになりました。
そのあと約4時間かけて池袋に到着。池袋近く、明治通りを歩いていた時にやっと家族と電話が繋がり、そこでやっと全体の状況について、そして家族が無事との事がわかりました。そして駒込にいる父と合流するようにと連絡を受けて目的地を変更。
まず同行していた方をご家族と合流するのを見届けるため、旦那さんと娘さんがいるはずの場所へ。残念ながら旦那さんは奥さんを探してすれ違いになってしまっていましたが、娘さんと無事合流することができました。旦那さんともすぐ連絡が取れていたようなので、僕達も一安心しました。
次は僕達の番と言うことで、一度池袋に戻ってから駒込に向かおうとしたところ、丁度目の前でタクシーが止まりました。途中何回かタクシーを拾おうと思って全部断られていたから今回もどうか不安だったんだけど、何とか拾うことができました!
結局歩き始めて約5時間かけて父と合流できました。
そして地震の規模と被害の全容についてテレビでちゃんと見ることができ、姉を含む学校の教職員、そして学生の多くが電車が止まったことで学校から動けないことも知りました。ただ学校の特色上、姉達は食事には困らず、学生達も勉強をするなどして落ち着いて時間を過ごしていたようで安心しました。
僕達はその晩は父の家で止まり、翌日電車が運行再開してから自宅に戻りました。自宅はマンションの入り口で亀裂が入っていたけど、家の中で大きな被害は無かったので安心しました。自宅には日頃からイザと言う時の食糧などの備蓄がされているので、食事の面についてはしばらくは大丈夫ではないかと思います。昨日、最寄のスーパーに行ったらこんな状況↓だったので、事前に準備をしておいて正解でした。
ただ、あまりにも過剰に反応して買いだめをしてしまうと被災地に食料が回らないとの事だったので、今後も冷静に対応して行きたいと思います。
それから今日までに電力を節約するために計画停電が開始されていて、結果として電車のダイヤにも影響が出ています。僕は電車が勤務先の大学まで運行していないため、昨日今日と自宅待機の状況です。今後の予定が立たないけど、この状況が今後同変動していくか、東北の状況と原発の状況を注視しながら計画を練って行きたいと思います。
最後に、僕や僕の家族の安否を気遣ってオーストラリアやマレーシア、フィンランド、シンガポールなどの海外に住む友人や同僚からメッセージをもらいました。本当に感謝です。僕が学位をとったパースの大学からは真っ先にメールが届いて、学部長からも安否を気遣うメールガ届いてありがたかったです。
まだまだ余震が続いていて、マグニチュード7レベルの余震が明日までに起きる可能性が70%とも言われているから気を抜くことができないけど、気をつけながら過ごして行きたいと思います。
今回の震災で日本は経済的にもかなりの打撃を受けたけど、しっかりと立ち上がれる国だと言うことを信じているので、節電や募金などできることから東北と国の復興に協力して行きたいと思います。
