まさむんのプログ

きょう1月22日に昨年8月に亡くなった千葉真一さんのお別れの会が

東京都港区にある増上寺で営まれました

私は中へは入らず外からお見送りさせていただきました

増上寺のすぐ隣には東京タワー

とてもよいお天気でした

なつかしいラジオ番組

朝　日本デンソー提供「朝の歳時記」

　　（1966年10月10日～2005年3月31日）

昼　桃屋提供「永六輔の誰かとどこかで」

　　（1967年1月2日～2013年9月27日）

夕　トヨタ提供「小沢昭一の小沢昭一的こころ」

　　（1973年1月8日～2012年12月14日）

夜　日立提供「ミュージック・イン・ハイフォニック」

　　（1964年?月?日～1986年3月?日）

4年経ったいま当時を振り返ります

1. 2011年3月11日当日

あのときは仙台の自宅二階にいました
これまで経験したことがない
凄まじい横揺れが延々続きました
震度区分は７までしかないけれど
体感的には震度７どころでなく
家が倒壊するのを覚悟しました

土地が元々軟弱な田んぼで
家は築二十年を超えていたので
まるで大男が家をワシづかみして
揺さぶっているような感じ

幸い倒壊は免れたものの
家の中は壁のあちこちがヒビ割れ
大きなアルミサッシが窓枠からはずれ
浴室のタイルは尽くはがれ落ちました

家の基礎や外壁にも亀裂が入り
屋根瓦が何十枚も崩れ落ちました

2. 翌日 2011年3月12日

夜になっても余震が収まる気配もなく
昼間の揺れで家のみえない部分が
絶対壊れていると疑心暗鬼に陥り
もしまた大きな地震が起きたら
間違いなく家は倒壊する･･･

そんな根拠のない思い込みから
家の中にいることができなくなり
ダウンコートを羽織って
寒い車の中に閉じこもりました

明け方フロントガラスを誰かが
コンコン叩く音で目を覚ましました
新聞配達の方が起こしてくれたのでした

ライフラインが壊滅しているなか
地元新聞社が朝刊を発行できた経緯は
のちに小説やTVドラマになりました

3. パニック発作の再発

地震発生から数日過ぎたころ
完治したはずのパニック発作が
夜中に突然再発しました
地震で家の倒壊を覚悟したときの恐怖などが
発作を再発させるきっかけになったらしく
でも発作は半年ほどで自然と治まりました

4. ライフラインとガス給湯器

・ライフライン復旧は以下のとおり
　電気：地震発生から5日後
　水道：地震発生から10日後
　ガス：地震発生から3週間後

地震直後、まずガス給湯器が壊れました
内部基板故障で修理不能とのことでした
製品寿命10年といわれるところを20年も使い続けてきたことや
都市ガスが停止したあと長期間通電しなかったのが壊れた原因でした

給湯器が壊れたのが判ったのは3月末
でもその頃には被災による需要増大のため
どこも品切れで納期未定状態
そんななか関西の通販ショップに在庫があるのを発見！

数日後その給湯器が届き設置までは無事終了したものの
使用するためには都市ガスの開通確認とやらが必要とのこと
なのに確認のための担当者が多忙ですぐには来てもらえず
数日後ようやく確認作業を完了

そしてほぼ１ヶ月ぶりに給湯器の使用を再開！
お湯をふんだんに使えるありがたさを実感しました

余談ですが給湯器の号数が以前は「20号」だったのを
給湯能力が大きい「24号」へ変更したところ
風呂のお湯張りに以前20分は掛かっていたのに
新しい給湯器は10分で完了したことにビックリ！

5. 飲用水

再び長期間断水するような非常事態に備えて
手動で使うことのできる簡易浄水器を数千円で入手
これがあれば家の裏を流れる川の水を利用できる
幸いまだ利用しなくてすんでいます

6. ガソリンスタンド

震災後しばらくはガソリン不足でも苦労しました
あるときは朝5時なのに長さ1kmを越える給油待ちの車列に並び
停車中はガソリンを消費しないようエンジンを停止

3月下旬とはいえ早朝の仙台車内は寒く
コート膝掛け使い捨てカイロを用意
それと煎餅お茶小型ラジオを車内に持ち込み
トイレは我慢するしかありませんでした

並んで７時間ぐらい過ぎた昼ごろ
限度一杯の20リットルを給油完了
ハイオク仕様車だったけれど
供給されたのはレギュラーガソリンのみ
しかも次いつどこのスタンドで給油できるか
分からない状態がしばらく続きました
あんな経験はもう二度としたくありません

7. ハイブリッド自動車

電気水道ガス全て止まってしまった最初の４日間
ミニバンタイプのエスティマハイブリッドがあれば
大容量バッテリー1500W15Aの給電機能を利用して
電子レンジやドライヤーの電気製品が使えて
とても助かったはず・・・と思ったものでした
(註：当時は給電機能付きのハイブリッド車や
電気自動車の種類は今ほど多くなかったのです)

いま給電機能付きのクルマを買うとしたら
モデル末期になってしまったエスティマよりも
アルファードかアウトランダーPHEV
あるいは年末に出るらしい次期プリウス｡｡｡
やはり４人が余裕で車中泊できるミニバンか？
(後日談 2018年アルファードHVを購入しました)

8. 仙台市営地下鉄南北線

仙台市営地下鉄南北線は地上駅の高架部分が損壊し
全線復旧に2ヶ月はかかるといわれていました

ところがJR東日本などの協力で最新工法を利用した
工事により当初の予定より大幅に早く復旧したのです

未曾有の被害からの復興となれば企業の垣根を
越えて支援する姿がそこにありました

・追記

我が家では3月11日よりも4月7日深夜に起きた
同等の巨大余震の方が家の被害が大きく

この2回の巨大地震による被害で
自宅は『一部損壊』に認定されました

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