早起きである。
残念だが、
健康的なそれではない。
目が覚めてしまうのである。
ひどいときは、
もはや朝ではない時間に、
現実の世界に戻される。
うまくいく日は、
再び夢の世界へ行けるが、
そんな日のほうが少ない。
起きたなら起きたなりに、
何かすればいいのだが、
ああでもないこうでもないと、
頭をぐるぐる回転させるだけで、
タイムリミットを迎える。
そして長い一日を、
深いため息で始めるのが、
最近のパターンである。
朝からアクティブに活動する方を、
むらせっちは素直に尊敬する。
職場に向かう前に、
学習したり運動したり、
自分を成長させようと、
時間を上手に使う人々。
すごいなあと思う。
憧れさえ感じる。
今日はそんな方々のことを思い、
自分も思い切ってやってみることにした。
本を読んでみたのである。
自分が少し、
高尚な人間になれている気がする。
そして、
こんなことを思う。
人生とは、朝読書である。
1日に与えられている時間は、
誰もが等しいのである。
それをどのように区切っていくかが、
その人をつくっているのである。
さて、
本を読んでいたはずが、
いつの間にか、
夢の世界へ再び足を運んでいたらしい。
なるほど、
読書にはこういう効果もあるのかと、
思いがけず寝れたことを、
こころから喜んでいた、
むらせっちなのである。