全90試合で行われるMリーグ2022 レギュラーシーズンも残り12試合となりました。
全8チーム中6チームがセミファイナルに進出し、うち4チームがファイナルで優勝を争います。
シーズンのポイントはセミファイナルに1/2持ち越し、セミファイナルの最終ポイントの1/2がファイナルに持ち越されます。
過去3シーズン、4位でファイナルに進んだチームが優勝している事から、ポイント半減システムについて、シーズンの成績に対する評価が低過ぎるとの声もあるようです。
これについては、Mリーグ創設の影の立役者にして、Mリーグ審判員の張敏賢(ちょうとしまさ)さんがYouTubeの麻雀遊戯王で考え方を語っています。
考え方としては、アメリカのプロスポーツのように
・優勝を決めるのはポストシーズン
・レギュラーシーズンはポストシーズンへの参加権を争うもの
で、
・ポイントの1/2持ち越しはホームコートアドバンテージのようなニュアンス
という事です。
また、同一メンバーを擁して2年続けてファイナルに進めなかった場合、選手の入替が義務付けられています。
で、現状はというと、
・1位と2位が360pt超
・3位,4位,5位が160~200ptの間
・ボーダーの6位が94pt
・敗退となる7位が-220pt超
・最下位の8位は-1175pt超
という状況です。
注)太字は2020シーズン ファイナル進出出来ず、
赤字は2020シーズンと同一メンバー
8位のチームが残り全ての試合で大きなトップを獲り、6位のチームが常にラス、7位のチームが6位との対決では3着、それ以外はラスという事になれば、理論上はまだ可能性は有りますが、現実的には既に目無し問題に突入していると言って良いでしょう。
裏では入替戦の必要性が議論されているように思います。
サポーターの人達はそれでも頑張って欲しいと思っているでしょうが、他のチーム、特にポーダーを争っているチームからすると、もう無理なんだから邪魔しないで欲しい、という感じでは無いかと思います。
戦っている選手も大きなトップが撮れる可能性が無くなったところで、極力邪魔をしたくないと思っているような気がして、気の毒でなりません。
8位のチームはメンバー入替義務は有りませんが、レギュラーシーズンをぶち壊すような成績を残して、来季もこのままで行くのでしょうか?
唯一ファイナルに進んだ経験の無いチームでありながら、昨季まで戦力補強を一切しなかったチームですから、何もしない可能性もありますが、オーナーは東京五輪で儲け捲ったD通、金はあるのですから、何とかして欲しいものです。