語彙力があるように思われたい、もしくは知的に思われたいという方に、
オススメの四字熟語を紹介していきたいと思います。
話の中にさりげなく四字熟語を入れて話す人って、知的に思いますよね。
また、座右の銘で、カッコイイ四字熟語知っていると、これもまた知的で素敵な人だと思えますよね。
まずは、ざっくりと努力系・頑張る系にカテゴライズして紹介します。
・一竜一猪(いちりょういっちょ)
学ぶものと学ばないものには、大きな差ができるということ。
・円木警枕(えんぼくけいちん)
苦労を厭わずに勉学に励む。
丸木を枕とし、熟睡するのを防いだことから。
・臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
将来の成功のため、長い間の苦労に耐えること。
特に復讐のために、苦労を耐え忍ぶこと。
・勤倹力行(きんけんりっこう)
仕事に励んで慎ましく、精一杯努力すること。
・捲土重来(けんどちょうらい)
一度失敗した者が、再び勢いを盛り返し、再挙を図ること。
・剛毅果断(ごうきかだん)
意志が強くて気力に富み、決断力に長けている様。
・金剛不壊(こんごうふえ)
非常に堅固で、壊れないこと。また、志を持って固く守って変えないこと。
・獅子奮迅(ししふんじん)
獅子が奮い立って猛進するように、激しく活動すること。
・水到渠成(すいとうきょせい)
学問を十分に行えば、自然に道徳も身につくということ。
物事は時が来れば、自然と成就するということ。
・積善余慶(せきぜんのよけい)
善行を積めば、必ず慶ばしいことが訪れる。
・猪突猛進(ちょとつもうしん)
目標に対して、ひたすらに突進すること。
・点滴穿石(てんてきせんせき)
わずかな力でも根気良く続けていけば、いつかは成し遂げることができること。
・熱願冷諦(ねつがんれいてい)
熱意をもって願うことと、冷静に物事の本質を見極めること。
「諦」は諦める意味ではなく、明らかによく見ること。
・博聞彊識(はくぶんきょうしき)
物事を広く知っていて、記憶に富んでいること。
・抜山蓋世(ばつざんがいせい)
山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆い尽くすほどの盛んな意気込み。
・披星戴月(ひせいたいげつ)
夜が明ける前から夜が明けるまで仕事をする。
・百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)
到達することのできる最高点のこと。
・不失正鵠(ふしつせいこく)
物事の要点を正確に捉えること。
・釡底抽薪(ふていちゅうしん)
根本の原因を取り除かなければ、解決することができないこと。
・磨穿鉄硯(ませんてっけん)
強い意志を、物事を達成するまで変えないこと。
強い気持ちを持って学問に励むこと。
・名声赫赫(めいせいかくかく)
世間で盛んに良い評判が立つこと。
・鳴蟬潔飢(めいせんけっき)
高尚な人物はいかなる時も節操を変えないということ。
・孟母断機(もうぼだんき)
学問を途中でやめてはならないという戒めのこと。
・冶金踊躍(やきんようやく)
今の自分の立場や地位に満足できないこと。
・臨淵羨魚(りんえんせんぎょ)
ただ望むだけでなく、適切な手段を講じなければ願いは叶わないという戒めのこと。
いかがでしたでしょうか。
皆さんでも色々四字熟語を調べて、お気に入りの四字熟語を見つけてみると、
より四字熟語の造詣の深さを味わえますよ。