私は現在、柔道の現役選手を引退し、指導者として第二の人生を歩んでいます。

指導者として学んでいく中で私は海外のコーチングについて学んでみたい、海外で様々な経験をしてみたいと思うようになり、イギリスへの渡英を決意しました。

イギリスで指導者として、人として成長できればと思っております。その2年間についてブログに記して残しておきたいと思いこのブログを始めました。気軽に読んで頂けたら幸いです。



私は20224月に渡英をしました。日本の指導方法しか知らない私が多国の指導法に触れ、良いところを吸収し、日本に持ち帰れたらと思っています。そのためには語学の習得が必須なので語学学校にも通い世界共通語の英語を習得したいと思っています。それと個人的なことになりますが、私が渡英を決意した際に妻に相談したところ、妻は快く二つ返事で一緒に行きたいと言ってくれ、子供2人と共に家族で渡英することになりました。



私はイギリスのWales(ウェールズ)というところで暮らしています。こちらに来てからマスクの着用をしていません。コロナ禍が嘘のようです。しかし洗礼の如く到着して4日目に息子が嘔吐と下痢を繰り返し、救急病院に行くことになりました。その後、処置をしてもらい帰宅しましたが次の日から私も含め全員が嘔吐と下痢を繰り返すことになりました。なんらかのウイルスが流行っていたとのことです。緊急事態だというのに英語が話せない、理解できないでは改めてまずいなと思い、早く習得しなければいけないと強く思ったのを覚えています。

イギリスに来てまず家探しから行いましたがなかなか決まらず、決まったのは一ヶ月以上経ったときでした。決まってからも銀行口座の作成や、GPの登録(かかりつけ医)、子供達の小学校や幼稚園の選定、手続きなど慌ただしい生活を送っていたせいか、4ヶ月くらい経ったとき、やっと落ち着いてきたと感じたのを今でも鮮明に覚えています。最初の不安が少しずつ小さくなり、解消していくことがとても嬉しかったです。手続きをするのにも面と向かっての会話であればなんとかなるのですが、電話は本当に難しく、ときに電話が嫌いになることもありました。今でも電話が鳴るとドキッとします。そんなコミュニケーションの難しさも感じつつ、必死に生活し充実した毎日を送っています。



また語学学校では年齢関係なくさまざまな生徒と共に受講しています。毎週金曜日にはテストがあり、ときには嬉しく、ときにはへこんだりしながら少しずつ成長しているなと感じています。日本にいる際には準備として英会話教室にも通っていましたが、それでもまだまだ足りず、中学、高校の際にもっと勉強しておくべきだったなと思うと同時に

「できないことをできるようにする喜び。」

を感じています。



それと私はWelsh Judo Associationで素晴らしい考えを持つ先生方と共に話し合いを行いながら、柔道の指導に携わっています。ウェールズの道場を訪れて最初に思ったのが、勝ち負けよりも教育に軸があるということです。だから指導者の方の言動や振る舞いもしっかりしていて、見習う点が多いなと感じます。当たり前のことを当たり前のように行える指導者の方々のもとで学べて、私はここを拠点にして良かったと改めて思いました。

こちらに来てから練習の内容に対しても、なぜこの練習をするのか?どんなときに必要なのか?目的はなにか?批判ではなく疑問をもち、助言し、力になれたらと私は思っています。そんな疑問をもつことも日本ではありませんでした。今では日本の練習はどうだったか?自分は現役時代どんな練習をしていたか?目的を理解していたか?選手に対し、例などを上げて意味を理解させ、取り組むことの大切さを知ることができました。


このような感じでこちらの生活、柔道について記していけたらと思います。

よろしくお願い致します。




海老沼