くらっ…

魂の存在や定義は非常に曖昧だけど
身体がそこに留まろうとしていたのに
魂だけがその身体を引き上げようとした反動で
ほんの数ミリ浮き上がり
また身体に戻ったような感覚


一瞬の気持ちよさの後に
全てを根こそぎ奪うように真逆の気持ち悪さが襲う。

そして、瞬間地面を踏み締めていた足腰の力を失い
身体が傾いたのだ。


うえっ…

昇るエスカレーターに身体を預け
気持ち悪さと戦いながら
首の後ろ側の力を抜き
かくっと上を向く


久しぶりに立ち眩んだな…

乗り継ぎの東京駅に着き
電車内から降りようと
座席から立ち上がった時に眩んだのだ。


存分に寝ている筈の
5連勤最終日
身体は自分の想像よりも疲れているのかもしれない


…立ち眩みがなければ
あまり自覚出来なかったかもな
と思いながら

今朝あまりにぞんざいに
取り上げるように
持って行った弁当

時間がなく急いでいたとしても
ああいう態度は良くないな

気付けば
そういう本来の自分自身がもつ『らしさ』というものを
…忙しさ…疲労…時間…
などの中に置き去りにしている気がする。


うう゛っ…

新宿に向かう中央線の電車内の座席の上で
そんな振り返りをしていると
再び気持ち悪さに襲われた。


誰に

何に

と言う考えはしていないが
呪われてるかもなぁ
と心の中で毒づき

座席にもたれ
再び首をもたげる



煙草など吸えない身だが
そういうものを仮想し
大きく一回だけ息をはききり


酒か
甘いものに
溺れたい(>_<)
なんなかなー



思う出来事が
…人の裏側を覗けちゃったみたいな…
起きました。



まぁ、自分は当事者ではなく、あくまでも脇をもり立てた脇役で
二人の純っぽい輝きを
まるで太陽の様な自然の光だと思い込んで
あれやこれやアドバイスしたり真剣に考えてたんだけど
お互いに化かし合いのような
作り物のダイナモの輝きだったんだなー


と思わされたわけでござんす。


まぁ、いいんだよ。
結局それぞれがそれぞれの道を
我が物顔で歩いて行けば

みんながみんな
何より自分の事を可愛がってあげれば



うん。
ただそれだけでいいんだと思う。


ただ
今日電車の中で
小さな女の子とそのお父さんらしい人が乗ってきて
椅子は俺が座ってた横しか空いてなくて
お父さんが女の子を座らせて
自分は立とうとしてたんだけど

その子は
首を横に降って自分が立つって言いはじめ
最終的にお父さんの両足に抱き着いたんだけど


もうこの1分程度のやり取り見てただけで
なんかぐちゃぐちゃになって
すぐさまお父さんに席を譲った。


凄い感謝されたけど
どっちかと言うと
何か貰ったのは
自分の方だったと思う。


今日のブログは
そんな話

なんなかな
ちょうど自分が降りる駅に着いた時に最後の一文を読み終えた。


不思議な不思議な
和風ラブ&コメディ


最初先輩に対して
好感を抱けなかったのに
読み終えた時には
彼女にも先輩にも
何とも言えない親近感があり
読み終えることが
少し物寂しくあった。


面白かった。
オススメです!