《実はシンプルな脳》

 

私たちの脳は複雑なようですが、

機能としては非常にシンプルです。

 

 

 

その脳の機能として、

脳は刺激に反応する器官である、ということです。

 

 

 

私たちは地球にいるので重力があります。

常に刺激が入ってきています。

脳はこの刺激があることで活性化します。

 

 

 

例えば、

寝たきりになって動かなくなることで、

重力に対しての刺激が極端に少なくなってしまうと、

脳機能が衰えて痴呆症も進んでしまうことが

言われています。

 

 

 

このように私たちの脳は、

刺激が入り、また反応する、と言うふうに脳は活性化していきます。

 

 

 

《刺激の種類で脳が決まる》

 

 

刺激で脳は活性化するのであれば、

 

どんな刺激を脳に入れていくかで、

脳の活性化の仕方が変わってくるということでもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

危ない!!という刺激が多く入れば、

危険を察知管理している扁桃体という脳の部分が活性化し、

常に危険に対して敏感になってきます。

 

 

 

また、

自分はダメだ…という刺激が多く入れば、

脳は同じく危険を察知して、脳幹という本能を

司る部分が活性化して、命を守ることを優先します。

 

 

身を守る為に、動かなくなり、色々な活動を制限させるように

前頭葉など意欲的にさせる部分を制限させます。

 

 

 

このようにどんな刺激かで脳の活性化する部分は変わってきます。

 

 

 

 

《思い込みが脳を作る》

 

 

脳への刺激は、脳へ入った刺激(電気信号)が

脳にあらかじめあった解釈のフィルターを通して

認識されます。

 

 

この解釈のフィルターを「思い込み」と言います。

 

 

 

私たちはこの「思い込み」で物事を解釈しています。

 

 

 

 

例えば、上の絵。

有名ですよね。

 

 

それぞれ2通りの見え方があります。

 

 

左の絵は、「さかずき」「人の顔が向き合った様子」

右の絵は、「女性」「おばあさん」

 

 

 

このように、私たちはこの絵はこういうもの、というふうに見えがちですが、

見方を変えると同じ絵でも全く違う絵になってしまいます。

 

 

 

同じように、

私たちはある出来事のことを、こうだ!と決め込んで認識しています。

 

 

例えば、

 

いつも遅刻をしてくる社員遅刻はとにかくダメ!怒り

 

いつもと違う病院初めての場所は抵抗がある不安

 

上司失敗して怒られたら嫌われる恐怖

 

人前で話す以前赤面してうまく話せなかったトラウマ

 

 

 

この青字の部分が思い込み(解釈)部分です。

 

この出来事はこういうものだ!と思い込んでいきます。

 

 

遅刻社員=怒り

初めての場所=不安

上司=恐怖

人前で話す=トラウマ

というふうに直結してしまうのです。

 

 

 

消えない怒り、不安、恐怖、トラウマなど、

いまだに完了していない、

辛いと思っている出来事だと認識していると、

心の問題に発展していきます。

 

 

自分自身に対して、

他人に対して、

世の中に対して、

 

 

「こうあるべきだ!」

「こうあってはならない!」

「こういうものだ!」

など、

 

 

自分なりの解釈に囚われていると、

常に同じ刺激(解釈)が脳へ送られます。

 

 

すると、

「やっぱり・・・」「ほらね・・・こうなったでしょ」と、

 

思い込みがどんどん強化されていきます。

 

 

 

《症状が長引いてしまう理由》

 

 

首・肩のこり、頭痛、息苦しさ、動悸、胃腸障害、めまいなど、

繰り返す症状は、自律神経失調症状だと言われています。

 

 

 

この自律神経は脳から体に出ている神経です。

 

 

つまり、

脳の状態を体に伝える神経が自律神経だということです。

 

 

 

繰り返す状態、慢性状態というのは、

「同じ刺激」が脳に入っているということです。

 

 

 

脳の状態が同じであれば、同じ体の状態です。

 

同じ脳ということは、同じ自律神経の働きをする。

 

 

これが症状を長引かせ、繰り返す慢性状態ということなのです。

 

 

 

《思い込み次第で脳は変わる》

 

 

脳から出ている自律神経は、

脳の状態を体に伝える神経だとお話ししました。

 

 

 

これは言い換えると、

脳が変われば自律神経の働きが変わり、

体も変わる、ということでもあります。

 

 

 

ということは、

脳に入った刺激の解釈が変わると、

違う刺激として脳は反応します。

 

 

すると、違う体の状態になっていきます。

 

 

 

つまり、

 

思い込みから解放されると

症状に変化が出てくる

 

と言うわけです。

 

 

 

私たちは自分自身のことをこうだと思い込み、

 

他人もこういうものだと思い込み、

 

起こった出来事もこういうものだと思い込んで認識しています。

 

 

 

非常に制限された狭い解釈をしています。

 

 

それが自分にとって良い解釈であれば、

体調は崩れません。

 

 

 

しかし、

もし、体調が崩れたままであるのであれば、

その症状は非常に苦しい狭い思い込みの中に

自身がいることを教えてくれています。

 

 

 

この症状が出ているという状況を変えていくには、

都合の良くない思い込みを書き換えていくことが

根本へのアプローチになるのです。

 

 

 

《脳の機能を決めるのは自分次第》

 

 

このように、脳は刺激に反応することで

機能する臓器です。

 

 

 

どんな刺激を脳に入れていくかは

私たち自身で決めることが出来ます。

 

 

 

「これは事実だ!」

「真実だから!!」

という理由で、解釈を決めつけないことです。

 

 

 

物事に、絶対の正解・不正解はありません。

 

 

 

恐れずにいうと、

 

どうしても「絶対こう!」と言い張るのは、

それは自分にとって都合が良いからです。

 

 

 

正解だと、不正解だと、

その人が解釈しているだけです。

 

 

 

繰り返しですが、

絶対の解釈など存在しません。

 

ここに気づくことです。

 

 

 

ポイントはです。

 

狭い解釈である思い込みから、

こうかもしれない、と思うことができたら

解釈は広がります。

 

 

すると、

が変わります。

が変わります。

 

 

この脳の仕組みを知ったあなたは、

一つ選択肢が増えたことになります。

 

 

役に立たない思い込みのままでいるのも、

その出来事の本当の意味を探り、解釈を広げるのも、

自分で選ぶことができます。

 

 

その人のタイミングで、

脳を変えていくことができます。

 

 

 

 

自分にとって良い刺激を脳に入れる。

 

 

すると、

脳は、自然と良い反応をしてくれるのです。

 

 

 

解釈を広げ、「なるほど!!」を増やしていく。

 

この「なるほど!!」が脳の最大の栄養源です。

脳を育てていく。

 

『育脳』

 

 

私は、これが自己治癒力を最大にする方法だと考えています。

 

 

 

 

 

 

このブログの執筆者

 

佐藤優 

自律神経慢性症状専門

育脳カウンセラー

「施術院ここから」 院長

 

ホームページ:https://reself-reborn.jp