あけましておめでとうございます。
ブログ1発目はネット絡みのネタ
IPv6が普及するだろうと言われて、これまで不発だった話
2015年はようやく離陸しそうだという話
(ISP関係の仕事をしている訳でもなく、あくまで趣味的に見ているダケですが)
このグラフはgoogleのサイトでIPv6の対応比率が載っているページをキャプチャしたものです。(→リンク
)
左側に縦線が引かれている辺りが2014年の正月です。おおよそ日本の休日にグラフの波が高くなるらしく1週間周期で波打ってますが、正月は休日が続くので波の高い所で推移してます
1年前が2.8%だったものが、今は5.6%に上がってきました。ちょうど倍
2年前は1.1%弱 ってことは、1年ごとに倍々ゲーム、これから1年で10%行きそう
このグラフの次に国別普及率が載っているのだけど
日本は6.58%
嬉しいことに、これまで赤色に塗られていたのが、緑色に塗られている(^^♪
これでIPv4オンリーにしていたWebサイトもIPv6も安心して開いて行けるのではないかと思います。(ニコニコ動画・楽天やアメブロ辺りが動いたらそれだけで、かなりのトラフィックになるハズ)
それから、光NEXTにおけるVNE3社共にIPv6のネットワーク構成だけで可能なサービスメニューが用意できていること。(残るものってメールサーバと集金作業くらい?)
インターネットマルチフィールド(IIJ) transixサービス
JPNE(ニフティ・ビッグローブ) v6プラス
BBIX(ソフトバンク) IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4
ISP最大シェアのOCNはPPPoE方式を取っているのだけど、PoE方式を取り入れるならIIJと同じ方式を取りそう。それから中小ISPは既存設備の償却次第だと思うけど、機器更新をして新しい自前設備を持つくらいならPoE方式にしてVNEにお任せするパターンが増えてくるのではないか?って思っています。いい意味で諦めてもらったほうがIPv6が普及する感じです。2月と言われているNTTドコモのセット割りもISPにとっては儲けにくくなる要素なわけで、アウトソーシングな方に流れてく気がしています。
あとv6プラスとかtransixサービスってIPv4アドレスの節約機能も兼ね備えているので、経営が芳しくなかったらこの方式に乗り換えて浮いたIPv4アドレスをデータセンタ事業者に売り払っちゃうISPも出てくるんじゃないか?とも思っている。
そんな訳で、IPv6は加速する1年だと思う