企画するクマ -4ページ目
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速度

速度について、考えてみた。

コミュニケーションには良い速度がある。
それはもちろん自分固有の速度なんだけれど、たぶん思考の速度の影響が大きいのでないかなと思う。
(きっと頭の回転が速いと言われる人は、考える速度とともにコミュニケーションの速度が速い)

じゃあ、ある人、個人に対する広告コミュニケーションを考えたときに、
最適なコミュニケーションの速度はあるのだろうか。

難しいことをズバッと言うか、じわっと感じさせるか。
それは、メッセージの内容や対象そのもの、使用するメディア、狙いによって変化するもの。

それに、同じメッセージでも伝え方は異なることだって想定できる。

CMプランナーがよく使うこの「速度」というコトバを、
他の場面で考えてみると少し違ったことが見えてくるんじゃないだろうか。

販促会議賞の結果

応募していた販促会議賞の結果がでました。

結果は、ファイナリストにはえらばれましたが、ファイナリストどまりどいうことで不完全燃焼な気持ちです。

この一年になんでもいいから賞をとるといっていましたが達成できなさそうですね。ただ今年はあとワンクリックアワードと販促会議賞第二回に応募する予定です。

ざんねんな結果でしたが、ファイナリストで名前が出たことで、友人からメールがくることもありましたし、会社の先輩から企画の仕事をやらない?と誘われたりと、そうゆうところに結果が現れてくるんだなと思いました。

自分の長所短所であるとか、伸ばせるところが客観的に見えるため、若手にはいい機会だなーと個人的には思っています。

広告業界におけるコンテストについて

コンテストについて考えていることを少し。

僕はマーケティングが専門なんですが、マーケティングのコンテストってないんですよね。
広告業界というのは、賞はクリエーティブの賞が基本で、
しかも、出稿したもの(実際のクライアントがある)が対象で、その中から良いものを決めるという形が多いです。
もちろん、宣伝会議賞のようなものもありますが、やはりクリエーティブの賞ですよね。

が、しかし最近マーケティング関係者が参加できるものが増えたような気がします。
とりあえず若手が応募できる、つまり実際のクライアントがいなくても応募できるものを列挙していきます。

■販促会議賞
■ワンクリックアワード
■JAAA論文
■ヤフークリエーティブアワード
■ISUEE+DESIGN

やっぱりWEB系のコンテストも多いですが、
デジタルを含めた企画やデザインを求めるものも多くなっているということは、
クリエーティブというよりも、全体の企画力が求められる時代になってきたのかなと思っています。

まときらない文章で恐縮ですが、
僕も若手なので、自分の力試しという意味でも時間を作って応募していきます。

賞については、また触れてみようと思います。

最近力を入れていると思うブランド:SUUMO

最近、重複接触しているなと思うブランド、リクルートのSUUMO。

まずはCMから。3部作で、王道の作りこみ。



あとはSUUMOJUMP。
CAの開発なのか、CAの人がよくやっていてtwitterで記録が流れてくるのでよく見ます。
CAの方がたはローンチの際に自分をメディアとして考えているところがありますね。
そこはある意味見習わないといけないところ。僕の場合には基本的に黒子だからなって思ってしまう。

広告日誌

ゲーム自体はとてもおもしろいです。
こうゆうゲームって一つのボタンだけで楽しめるようにシンプルに作られているのが多いけれど、
1つのボタンも使わずに、傾けるだけで操作できるっていうのはいいですね。

あとやっぱりツイッターで流せるようにすると、
競わせることのハードルが下がるような気がします。
つまりあの人の得点を超えてやろうということが起こりやすい。

あと、SUUMOJUMOは全くブランドのことを語ってないですよね。
それでいいという割り切りがあるんでしょう。キャラの認知と親近感の醸成というところでしょうか。
僕の場合には、企画を通そうと考えてしまって、
商品特性やブランド特性が伝わるような形のゲームにしようと考えてしまうので、
そうでない場合もあるよということを知りました。
もちろん良いか悪いかは別ですが。

WEBサイトを見ましたが、かなりコンテンツはそろってきていますね。
数だけで言えばホームズよいも多い。
ただし、iPhoneのアプリの使いやすさはホームズのほうが上でしょう。
そこをなんとか解消しないと、同じ目的のアプリは、一度決められてしまったら、
「サブアプリ=通常は使わないもの」になってしまうので気をつけたいところかなと思います。
食べログのこともありますし。おそらくこの間の有料化の際に、
多くのユーザーがぐるなびなどの他のサービスに流れてしまったでしょうから。

β版とはいえ、ローンチやリニューアルはとても大切なタイミングということでした。

手間感

海外のエントリーで以下のようなものがありました。

Top 10 Stop Motion Videos on YouTube

ストップモーション動画といって、写真のコマ撮りをしてつなげることで動画にするというものです。
撮っている過程がものすごく想像しやすいのでわかるかと思いますが、
かなりの手間がかかっています。

1枚写真を撮り、少しだけ動かして次の写真を撮る。
1秒に何枚も撮りますから、例えば1秒で5枚。5分の動画だとすると、
5枚×60秒×5分=1500枚の写真を撮ることになります。

最近の有名なところでいうと、嵐の以下のMVもそうですね。

この「手間感」というものは、
言葉で伝えるよりも早く、一般の消費者に伝わるのです。

有名なタレントを使うよりも、海外でロケをするよりも、
「作った人の手間」というものは、無条件で強い、と思います。


それは、それ以外の作業でも一緒です。
とても不合理なことですが、人は自分のためにがんばってくれた人に
ポジティブな気持ちをいだくものです。

また、自分に相手の要求に答えられない場合には、
それだけが全てであったりします。

そんなもので仕事は動いているというのは、
最近の社会では軽んじられているかもしれませんが、
いやなものではない、というのが私の気持ちです。



ネーミングについて

今、自分が立ち上げようとしている団体のネーミングを考えているのですが、

いつも使っていない頭の部分を使っているせいか、しっくりするものが浮かばない。


コミュニケーションを考える際に、

商品名が決まっていて、コミュニケーションをくださいということがよくある。


この際に問題なのは、

「商品の特性に最適なコミュニケーションの方向」と

「商品名の想起させるコミュニケーションの方向」が異なることがあるということだ。


これが起こったとき、コミュニケーションが混乱する。

ネーミングに合わせると、コミュニケーションが届かない。

また、一度決まったネーミングを変えることは難しい。


ブラビアとかビオレのような、「記号としての音」の名前ならよいが、

ウォークマンやボスというのは、かなりコミュニケーションの方向を狭めている。


もちろん商材によって、どのような種類の名前をつけるか変わるが、

基本的には、商品の開発者や責任者などがネーミングつけることが多いのだと思う。

その場合、シーズ発想の名前にならないことが重要ということ。

ネーミングは、とてもとても重要なマーケティングなのです。


ちなみに僕がネーミングがうまいと思う企業は、エステーです。

「消臭プラグ」「脱臭炭」「ムシューダ」

ほら、すぐに何の商品で、どんな特徴があるかわかるでしょ?

海外展開と国内展開

今日はある商品についての、海外の広告展開と国内の海外展開についての話。

まずは以下のオリンパスPENの広告をどうぞ。

THE PEN GIANT(ニチイテンリュウ)


オリンパスのPENは、国内では宮崎あおいさんが出演したCMをおこなっています。
国内と海外の広告施策が異なるのは、
それぞれの文化的背景が異なり、それに最適化したコミュニケーションをおこなっているからだと思います。

ただし、この動画それはほんとなんだろうかと思わせる動画でした。
これだけのお金と時間をかけ、撮影したコンテンツを日本ではなぜ流さないのか。

宮崎あおいさんのインパクト・影響度は関係なしに、
このコンテンツを流すほうがインパクトは強いのではないだろうか。
少なくとも日本のPENのサイトで流すべきではあると思う。

海外でも展開している商品ということをアピールすることもできるが、
コンテンツを再利用、特に海外用のコンテンツを日本に、日本のコンテンツを海外に持っていく
ということは考えてもよい気がする。

なぜならコミュニケーションというのは「違和感」というものが重要で、
海外用のコンテンツを日本で使用するだけで違和感が生じるからである。

オリンパスのPENはそんなことを考えた商品であり、
SONYもBRAVIAの海外コミュニケーションももその最たる例であると思う。


動画のチカラ

youtubeのベストヒット50がTIME詩のサイトで見ることができるということで
全て目を通してみました。

YouTubeBest50

たぶん、15個くらいは見たことがあったかな。
有名なミュージックビデオから、オバマガール、ダンスなど。
動物ものと、子供ものが多かったかなと思います。

世の中の情報量が増えてくるなかで、動画よりテキストのほうが、
役立つ情報を収集するには効率的ということが言われますが、
それもある面では正しいと思います。

動画には、「共有しやすさ」があります。
おもしろいこと、すばらしいこと、役立つことをテキストで伝えるか、動画で伝えるかというときに異なることは、
共有したときに「教えた側がもう一度目にすること」です。対面の場合に限りますが。

テキストの場合には、読んだ内容を人に教える際には、自分はもう一度読みません。
そのため、自分の考えたことを忘れてしまったり、考えていたことが変わってしまったりすることがあります。

動画の場合、その場でもう一度見るため、
教えた場合に、その場で話題が盛り上がりやすいということが起こります。

そういえばムービーはバイラルするといっても、テキストはバイラルするとは言わないですよね。

「もう一度、教える際に見る」ということに注目すると、
見る側の視点から動画を制作することができるかもしれません。

キーボードって今後何年変わらない?

お疲れさまです。

ASHIです。


ブログはなかなか書く時間がなくて困っていますが・・・。

結局書くネタはたくさんあるのに、かけないってのは、

「文章を書くためにはキーボードが必要だから」なんですよね。


キーボードが発明されたのはいつかわかりませんが、

タイプライターの時代でしょうか。

結局は、文字をたくさん書くためにはキーボードが必要なんです。

ということは、

「キーボードで入力するよりも早く文章を書くことができない」ということでもあります。


また、ある程度の重さ・広さが必要なので、

キーボードで文字を入力することに、「面倒さ」が加わってしまう。


よって、書くことがあっても、書きたいときに書きたい量が書けないから、

僕のようにブログが書けないということになります。


よって、書きたいことの断片をメモに残しておいてあとからそれを見ながら書きなおすということになります。


さて、文字入力をさらに早くするためには、

脳から直接アウトプットするしかないかと思いますが、その場合どうなるのでしょうか。

おそらく、携帯のようなものが勝手に脳波を読み取りテキストに起こすという機能にんなるでしょう。


その場合、BUZZはおこるのでしょうか。

広告コミュニケーションはどうなるのでしょうか。


twitterは、ブログに書きおこすことと、脳波からの自動読み取りの間に位置するものだと思います。

そのツイートの利用は、通常のブログでのBUZZと同等に扱ってよいとは思えません。


ブログでは、書きたい人がかなり書きたい、書き記したい、まとめたいと思って書いたもの、

ツイートは、思ったことを、誰かに伝えたいと思って書いたものになる、


この違いを認識することが必要なのかも。


脳波を認識してそれがテキストに出されるとすれば、

それはほとんどが人に伝えるための情報ではないかもしれません。


そう考えると、「人が情報を作るときの動機」という点で情報を分類し、利用すると

おもしろいかもしれません。


では、今日はこの程度で。

おやすみなさい。



メールとキーボード

ブログを本日からアメブロに意向してみました。

こそっと思ったことをツラツラと書いていきます。


タイトルにあるメールとキーボードは、

僕が「そろそろ限界じゃないかな、次の変化が必要じゃないかな」と思っているものです。


まずメールに関して。

圧倒的に現在の仕事はメールなしでは語れません。

ただし、数年前とは状況が違っていて、今の多くは(企業での利用以外は)無料のメールサービスを

利用している人が多いかと思います。特にgmailですね。


ここで話したいのはクアルドとかそうゆうことではなくて、

「メールで連絡を取り合うことって、とても大変」ということです。

メールには多くの利用方法があって、堀江さんのようにメモ代わりに使うという人もいますが、

ビジネスでは、「連絡・伝達」と「証拠」という使われ方をしています。

この用途だけでも毎日大量のメールを食べ続け、はき続けなければいけないので現代人です。


フィルタリングして必要なものだけ読むという方法もありますが、それで完璧なのかどうか。

メールについては新たなツールを模索する時期に来たのかもしれません。

20年後もこんな非効率なツールを使っているかと思うと、非現実的な気がしてきます。


では、メールに変わるものとは何なのか。少し考えてみます。

条件としては、以下でしょうか。

■メッセージを伝えることができる

■送った内容は削除しない限りストックされる


うん、これ読んだら絶対今のメールの仕組みしかムリですね。

じゃあ、これの中から必要の無い要素をとって、必要になった要素を加えてみましょう。


メッセージを伝えるほかのツールは考えられるか?

送った内容がストックされないことは考えられるか?


ここから考えるとストックの機能を残したまま、

メール以外のツールは考えられるかということが1つの可能性かもしれません。

一晩で回答なんてでるわけはないので、この続きはまた明日以降で。


キーボードに関しても、後日書きます。


ではでは。



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