急激に痩せると身体が危機感を察知し
身体の中で代謝を下げると共に
より脂肪を溜めこもうとする現象
的なのが飢餓モードの大体の説明です。
いわゆる停滞期とも言われています。
じゃあ、飢餓モードってあるのか
個人的な見解では
ないと思います。
ただ、便宜上、飢餓モードという言葉を使います(笑)
でも実際、停滞期はあるし、それって飢餓モードじゃないの?
と思うかもしれませんが
まず停滞期というのは
ダイエットにおける体重変化の理由を考えると答えが出てきそうです。
オーソドックスな食事制限(一日の摂取カロリーを代謝の範囲内に収める)の場合
体重は結構な勢いで減ります。
なぜそんなに減るかというとほぼ水分です。
大体の人は基本塩分過多です
平均で10g摂取していると言われてますが
太ってる人はもっとあるでしょう。
塩分を多く取ると何が起きるかというと
体内の塩分濃度を調整しようと水分を保持しようとします。
そうすると身体の中に含まれる水分量が増えます。
という事はその分体重も増えます。
食事を制限すると当然塩分の摂取量も減ります。
そうなると体内の塩分濃度は下がりますから今まで保持してきた水分は不要になって
くるわけです。
不要な水分は排出され、その分体重が減っていきます。
これがダイエット初期の急激な体重減少の理由です。
体脂肪にはほとんど変化ないでしょう。
ただ、水分を排出すると言っても実際には現在の身体に合った水分量まで調整される
という事なので
無限には続きません。
正常な水分保持量まで減れば、そこからは減りません。
「初めは勢いよく減ってたのに、急に止まった」
と感じるのがこの時です。
大抵の人はここで
「身体が飢餓モードになった」
「停滞期になった」
と思います。
ですが、前に書いたとおり、正常なバランスになったというだけです。
今の身体に合ったバランスです。
という事は
この時点でダイエットでは停滞期という表現ではなく
ダイエットとしての本格的なスタートラインに立った
と考えるのが適切だと思います。
なので、ここからがダイエットの始まりなんです。
脂肪というのはエネルギーの塊です。
ちょっとやそっとじゃ中々減りません。
ですが、ここから頑張れば脂肪を減らし、ダイエットを成功させる事になります。
ちなみに、ここで諦めてしまい、食事を元に戻すと
体重減少の際と逆で、塩分濃度が上がるので今度は水分保持量を上げようという反応
が起こり
急激に戻ります。
ですが、別に体脂肪としての変化はほとんどなく、水が抜けて戻っただけです。
でもリバウンドする時に前より太ったけど?
これって飢餓モードで脂肪を溜めこみやすくなったからじゃないの?
という意見もあります。
ですが、それは違うでしょう。
よく狩猟時代の話とか上げて
飢餓モードの説明をしている所もありますが
それはあくまで進化の過程であって、とっくの昔に進化してます。
人間の身体って極限まで効率化されているんです。
わざわざ飢餓モードに入らないとエネルギーを調整できないような欠陥品にはなって
ないんです。
日々現在の身体と摂取エネルギーを管理し、生命の危機に備え
不要なものは切り捨てる、(体内の)動きを最小限にする等行われるんです、
要らない(使わない)筋肉が減るのはそういう事です
(筋肉は消費エネルギーが高い為、使わないんだったらただのお荷物です)
人間の身体はいつでも飢餓モードなんですよ。
急激なダイエットをしたからとか
ゆるやかなダイエットだからとかじゃないんですよ。
毎日調整を行って、死なないようにしているんです。
でもその調整というのは急激には行われません。
必要な量を判断し、身体に急な負担がかかりすぎない速度で調整を行っていくんで
す。
ダイエットやーめた!となった際に
ダイエット前と同じ食事を行うと
今度は増えた分の調整を行おうと反応が起こりますが
減る際と同じく増やす際も身体に負担かかりすぎないようにゆっくりと調整する為
エネルギーの調整が追い付かなくなり、余分なエネルギーは体脂肪として蓄えられて
しまいます。
調整がゆっくりであれば
減る時と増える時で同じような現象なんだから体脂肪が戻るだけでしょう
と思いますが
ここは心理的な面で違います。
ダイエットやーめた!でやめる時は
基本ストレス増大中です。
空腹。辛い。しんどい。
そんな状態で前の食事に戻しただけ・・・ってわけじゃないでしょう。
「ダイエットは挫折したけど、○○キロは痩せられたし、その分ちょっとぐらい多め
に食べてもいいじゃん。
それで戻っても差引プラスマイナスゼロで元に戻っただけでしょ」
なんて思ってるんじゃないですか。
この時点で
「前の食事量+α」
になっているんですよ!!!
だからリバウンドで前より太ってしまうという方が多いんですね。
という事で
あちこち話がいきましたが
結論として、飢餓モードなんてないですよって事です。