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日々是一進一退

20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。


新年の挨拶も無く何事なんだ(°_°)

いえ、遂に20年以上の長きに渡るエヴァンゲリオンが終了すると思うと感慨深くて。

以下、エヴァンゲリオンを観ていない方には、なんのことやらになりますので、どうぞスルーしてくださいませ。

ブログを始めた当初からちょくちょく記事にはしていますが、やっと庵野秀明が解放されるのかと思うと他人事ながら本当に良かったなぁと。

「ゴルゴ」とか「コナン」とか「こち亀」みたいに、何年でもその時代のトピックを取り入れて話を作っていけるタイプの物語ならば、やる気さえあればエンドレス且つ、レオナルド・ダ・ヴィンチの時代みたいに工房スタイルで製作も可能でしょうけど、「エヴァンゲリオン」みたいな強烈な作家性が産み出したものって本人じゃないと紡げない。

何せ庵野秀明の中にしかビジョンが無いのですから。

ストーリーは言うに及ばず、音楽のセレクト、大胆なフォントの使い方、日本語のかっこよさ、演出の斬新さ、メカのかっこよさ、何より「人の在り方」をえぐってくるあたりとか、もうあの時代のテレビ東京という地方局だったから出来た、ある種奇跡の作品です。

エヴァの革新性は語り尽くされているとは思いますが、去年久しぶりにTV版を観て改めて驚いたのが女性の描き方です。

日本のアニメって、「女子」の扱いがなんとも拗らせているというか、可愛さや美しさは当たり前で男性を脅かさず、サポートしつつ、なんなら矢面に立って闘うとかいう「全部盛り」みたいな設定が多いのですが、
昔の記事にも書いたように、エヴァでは女性の生きづらさが随所に描かれています。タフでしなやかで能力も高くて弱くもあって、そしてがちがちの男性社会で煮え湯を飲まされるような事もしょっちゅうある。
(「Q」では特にはっきり描かれています)

人間関係もよくこんなの当時のアニメでやったなぁと思うのですが、ミサトと加治の過去を共有したもの同士だからこその刹那的な関係や、碇ゲンドウの愛人だったリツコの母親と、それを知りながら自らもゲンドウの愛人になるリツコの感情。
レイやアスカも性的な視線から逃れられない息苦しさを抱えています。

傍ら、男性のキャラクターもそれなりの逡巡はあるものの、「自分の望み」を叶えることにある種邁進していると言ってもいい。なので迷っているようで思考はシンプルです。

うーん、いくらでも書ける。
観る度に複雑さに驚かされます。

だからこそ長く、そして世界中で愛されるコンテンツなのですよね。

ついつい本題というか今日1番お伝えしたかった事から脱線しましたが、そんな「エヴァンゲリオン」TV版を
アメリカのオタクが「5分でわかるエヴァンゲリオン」として動画にしています。

実際5分とかいいながら、尺は10分。
アメリカンジョークも入ってきますし、何よりシンジ君を「おっさん」がやってます。
が、これまたセンスが無茶苦茶良くてなかなかに手間暇かけた凝った作りなんですよー。
やればかっこよく出来る手前で寸止めしてたり、エフェクトの音は人が口でやってたり。

もーちゃっちゃと進めなきゃいけないので、
シンジ君、さくっとエヴァに乗っちゃいます。
その時のセリフがタイトルです。
迷わねーな、シンジ笑、です。

ちゃっちゃと進みますが、びっくりするくらい押さえるところ押さえてます。
全編語りたいくらい笑。

カオル君が微妙にイケメンで雰囲気出してたり。
ゼーレの声やってる人達がやたらプロの声優さんみたいだったりと10分間、英語ですけど簡単なんで楽しめます。

エヴァンゲリオンのストーリー、だいたいわかる方なら本当楽しめますから、ぜひご覧いただけたら。

国が違おうが人種が違おうが、面白いと思うものに違いなんて大して差はないですし、そうやってお互い馬鹿馬鹿しく全力で楽しんでいられる世界が私は大好きです。

5分でわかるエヴァンゲリオン