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日々是一進一退

20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。

先日、ブログにちょくちょく取り上げている友人と食事をしていた時のこと。


昔彼女が美容部員だった頃に、担当店舗にメイクアップアーティストを招いてイベントをする事になり、お客様にもアーティストにも気分を盛り上げてもらおうと自前のプレーヤーを用意してフレンチポップスをBGMに流したと。


友人は音楽と映画にかなり詳しいのです。


アーティストは男性(が圧倒的に多いです。男性の視点によるメイクが美容部員視点とは違ってお客様の気分が変わるのと、何故か男性の方がプロフェッショナルっぽさが出るらしいのと(これは納得いかない)、激務で今日は東京、明日は札幌、明後日は埼玉とかえげつない出張が多いからじゃないかと)で、彼女の用意したプレーヤーがDVDも再生できると知ると、出張にも便利!と盛り上がり。


出張先のホテルで映画観たりできるからいいじゃないですかー、と興味津々のアーティスト。


友人もこれは詳しく説明してあげなくてはと、プレーヤーの性能をアーティストに解説。

ただ1点、残念な点がある、と。


友「DVDだと2時間再生が限界なんですよねー」


ア「えー、映画だいたい2時間ですよね?」


友「いやー『地獄の黙示録』が全部観れないんですよ

  ね(至極残念である、故に再生能力が低い)」


ア「はぁ⁈女性が『地獄の黙示録』⁉︎」


何故かそこから機嫌が悪くなるアーティスト。


さっぱり理由のわからない友人。


どうやら、アーティストにとっての「女性」とは自分が美しく仕上げたメイクでお洒落なフランス映画を観に行った帰りに、これまたお洒落なカフェで感想を語り合い(1人で行っちゃいけない)、なんならパリジェンヌに触発されてマスカラの1本でも買って帰るような存在であったらしく。


友人の話を聞きながら、「地獄の黙示録」ですぐにワルキューレが脳内で鳴り響いたり、カーツ大佐が沼から顔を出すシーンを思い出し、The Doorsの“The end”は名曲だ、とか何ならベトナム戦争の意義を検討し始めそうになったりする私なんて「女性」ではないんだろーなーと。


「ボーン・アイデンティティ」が好きってくらいで

「女性なのに⁈」と言われたり。


仕事関係の飲み会で政治談義好きのスタッフさんと、何故か第二次世界大戦の話になり、「山本五十六がー」とか「『零戦燃ゆ』の原作は泣けましたよー」などと女性2人で盛り上がってたら小耳に挟んだ上司のおじさんが「女性なのにそんな事を知ってるの⁈」と言われたり。


「話してるの⁈」ではなく、「知ってるの⁈」の段階からかいガーン


いえ、女性側も男性に対する理想像はあるとは思うんですけど、私自身は男性がメイクを楽しんでも、男子2人でラデュレでお茶を楽しんでも、『プラダを着た悪魔』が大好きでも、全くウェルカムです。


何に興味を持とうが、何が好きだろうが、誰かを脅かしたりしなければいいじゃんか、と。


太陽の寿命が後50億年と言われますが、当然それより早くエネルギーが減り始めると考えたら、地球の寿命はもっと早いわけで。


いつか滅びる地球の、そのまた刹那の時間しか過ごせない人類としてはつまんない争いや軋轢などに時間を割かずにピースフルに寿命を全うしたいとしみじみ思うのです。


(画像おかりしました)


リカちゃん好きの方が、ふと「常にイケてるリカちゃん」に自分を投影して作り始めた、「現実のリカちゃん」。


色々あるんですが、「自分」に近いものを貼りつけてみました(*´∇`*)