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日々是一進一退

20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。

ちょっと長いので、ご興味のない方はどうぞスルーしてくださいませ。


子供の頃から心霊・超能力・UFOとオカルトに晒され続け、大人になったらオウム真理教に代表される新・信仰宗教、自己開発セミナーにアムウェイなどのMLMなど心の隙間を狙ってくる様々なムーブメントを直接、または間接的に体験し、長年ウォッチしています。

随分前に書いた記事がこちら。

某元首相夫人は非常にピュアな方なんだろうと、改めて思い返したり。
超常現象などは現在のインターネットが発達した時代にはすぐに加工やトリックが暴かれるので、なかなか厳しくなっているようですが、インターネットならではの「信者ビジネス」がスピリチュアルと組み合わさって蔓延する様になっています。

少し前なら教祖はビジネスで成功したからその秘訣をクローズドコミュニティだけで公開する、知りたければ会員になって代金を払え、というものでした。
どちらかと言えば男性が主体が多かったと思います。

今日の記事は主に女性達の間で、この数年盛り上がった「子宮系」と呼ばれる信者ビジネスです。

10年くらい前から、女性性を大切にする事で自分を取り戻して豊かに生きる、その源である子宮をケアする事が大事だというムーブメントが起こり、今では当たり前のようになっています。

実際現代女性は慌ただしい日々を送り、体や心に向き合う時間も十分に取れず疲弊しがちだと思います。
女性性を大切にすることはフェムテックの流れにも繋がってとても良い事だと思います。

が、スタートは近いところだったにも関わらず、
子宮を大事にする、女性性を解放する事でお金も愛情も自由に手に入れる事ができると言い始めた人達がいます。

夫や家族の世話なんてしなくてもいい、好きな事を好きな時にやればいい、お金がないなら誰かに借りればいい、とにかく思うようにしていれば(何故か)お金もどんどん入ってさらに「豊かな」循環が生まれると。

何を言っているのか分からなくてすみません汗

が、この教義が「自分ビジネス」として相当数の信者に支持されたのです。

誰かに雇われるのではなく、自分の好きなように好きな事で収入を得る。
単なる自営業では⁈なのですが、
「信者ビジネス」とは、アクセサリーやハンドクラフトなど物を販売することもありますが(クオリティは低いです)、「コンサル」やインスタライブで教祖が「語る」事にお金を払います。

有益なコンサルティングやセミナーに費用を払うのには問題ないでしょうが、何の資格も実績もない人達が自己開示する話を聞くだけで何千円、本人とお茶会なら数万円と根拠のない、法外な金額で販売されています。

ここまでなら、お互いの合意であればやはり問題ないでしょう。

悪辣なのが、教祖が「島にみんなが集えるエシカルで素敵なうちを建てたい!1億円かかるからバンカー募集!」などと宣い、クラウドファンディングとも言い難い、しょうもない(と私には思える)特典でお金を集めたりしているのです。

「バンカー」も銀行からの融資がおりなかったため、自分のコミュニティからお金を集めればいい!とネーミングしたもの。
バンカーとなった人はその家に遊びにいけるかもしれませんが、自分の家になるわけではありません。
ハワイのコンドミニアムみたいに、1年のうち2週間は使用できる権利があるわけでもありません。

最近子宮系をウォッチしていて、気になっていたブログにコメントされていた方のご主人様が、このバンカーになっておられ、周りの方やご家族にも借金をされ、精神的に追い詰められて現在は入院されているという事を知り、ずっと書こうと思っていた信者ビジネスね記事を書いています。
家を建てようとしている方は、このご主人の件があって以降、この家は女性専用だとも言っています。

実際には壮絶な体験をしておられ、今もご家族を支えながら、信者ビジネスと闘っておられます。

本当にうんざりするのが、突出したカリスマ性もスキルもないごく普通の人を煽りに煽って商材を売って、煽られた人達が盛大な勘違いをして離婚をしたり、子供を捨てたり、ロマンス詐欺に引っかかったり、クオリティに見合わない値段で物を売ったり、自分の失敗から学べるだろう!と「コンサルティング」をしてみたりとなんとも魑魅魍魎な世界を広げている事です。

教祖の商材がきっかけで成功した人もいるかもしれません。
が、言われるがままに商材を買い続けてもリターンが来ることはありません。
こなくても、教祖は「あなたの学びが足りなかったから」と言ってしまえば同じです。

ただ、このコミュニティについては、ゆめゆめこさんの体験にあるように、法外な金銭のやり取りが気軽に行われており、やり取りに関しても法的にグレイゾーンでは?と思われてなりません。

ゆめゆめこさんが「愛されるということ」というブログを書かれていますが、真に愛情が感じられる関係性が築ける人ならば、こんなビジネスを始めたりしないと思うのです。



誰かを一緒に待っているの、

いいですよね。