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日々是一進一退

20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。

ようやく秋めいてきました。

皆様お元気でしょうか?


中間報告みたいなブログになっているのですが、

なぜかアクセスが地味にあるんですよ。

随分昔に書いた、「薔薇のために」というコミックについての記事が読まれていて。

どうやらコミック系のアプリで無料で読めるようになったみたいで。


それまでは、「もうそうにでもなぁーれ(*⁰▿⁰*)」が人気記事(いや、月に2桁もいかないけど)だったのですが、さすが名作、私のブログすら検索に上がるとは。


ブログって私レベルの記事ですら、まあまあの時間がかかるんですよね。

しかも今無職じゃないですか?

だいぶ低め安定まで持ち直してきましたが、

それまでは体調不良ゆえ引きこもりでインドアやりたい放題だったわけですよ。

各種ハンドクラフトとか、配信でドラマ観るとか、動画観るとか?


心身落ちていると、受け身の娯楽が楽なんですよね。

反して、ブログは能動的に頭使わないといけない。

書きたいことは結構あるのですが、それなりにまとまった文章にしようとすると、

ありていに言えば「億劫」と思ってしまうメンタルだったのです。


それもだいぶ復活してきたかな、という感じですが調子乗るとぐったりするので、

スケジュールは詰めすぎてはいけない。


スケジュールって無職では?

無職だから自由すぎちゃって、お誘いがあれば断らない。

もちろん私の状況を知っている方からのお誘いなので、

当日キャンセルも大丈夫、というありがたいお誘いです。


義母がおでかけ大好き、運転も大好きな人で三人の目ぼしい観光地はかなり制覇。

友人も運転大好き、とんでもなく「フッ軽」且つ美食家でこれまた山陰の美食も制覇。

(多分地元民よりカフェやらレストランに詳しい)


無職最高?!

いや、お金がないと遊びにも限界が。

FIREと無職の違いはそこや。


なんかねー(どういう口調)、もー燃え尽きちゃって。

なんやかんや35年くらい働いてきたわけですよ。

私が就職した頃って、50〜55歳定年で「第二の人生」なんて言ってそこそこのんびりできた時代だったような。ちょっと暇だからバイトするか、みたいな。


それが今や70歳どころか、90歳のアルバイト!ってニュースになって、

人生100歳時代とかまるでとてもポジティブに語られてて、ちょ待てよ!と思ってます。

超高齢化、100歳が珍しくない、と言っても健康寿命がとんでもなく伸びたわけじゃない。

見た目はそれなりに若く見せる方法が進化したし、

歳を取っても若者と同じ服を着ても素敵、とか言われてうっかりインフルエンサーになったり、

多様性万歳だったりして一見生きやすいような気もします。


しますが、人間の仕組みなんてそんな数十年で進化しない。

ファッションや美容や、医療の進化、世の中のムードが変わったとて、

生物としては老化してるわけで。


一昔前なら、若者に道を譲ってゆるっと生活するステージに移行できたはずが、

後40〜50年、道を譲るどころか一番ボリュームのある世代になって、

そのまま「いきいき」「素敵」に頑張らなくてはならない。


ファッションだって適当に選んじゃいけない。

若い頃には似合わなかった大胆な色柄を!

グレイヘアだって無造作風に手をかけなくちゃ。

体が資本だから、腸活もサプリも体操もしなくちゃいけない。


時間もあるから「推し活」で毎日をキラキラさせて認知症予防もしなくては。

とはいえ年金は少ないし物価も高騰、

毎月15万円でも満ち足りた生活を送るマダムに憧れたり。



うーん。

何も間違ってないのですが、なんだろうこの違和感は。

急に人生100年、これからも少ない資金で健康もキープして、

働いて、見た目にも気を遣って毎日楽しく暮らしましょう、って。


ちょっと大上段に構えて言えば、国策の失敗のツケを払わされているのを、

全力でマスキングされてるようなもので。

「長生きリスク」と言いたくもなる。


私個人で言えば、長すぎる、と思っています。

もう最近では言われなくなった、「ピンピンコロリ」が叶えばいいですが、

なんやかんやと伸ばされる続ける寿命では、それは望めないですよね。

ほんとにどうしたものか。


やりたいことも、行きたいところも、見たい物もたくさんあって、

それこそ時間が足りませんが、衰えたら出来ないことも多いわけで。

その時にあまりある時間を年齢なりの、

自分なりの過ごし方ってどんなものだろう、とつらつら思う日々です。



少し前に神社のお祭りに連れて行ってもらって、地元のお祭りメニューをいただきました。

めっちゃジャンク笑。

そんな屋台の立ち並ぶ中、

右手に写っているのは水出しコーヒー。

コーヒーロスターの若者が多く、お店も多いのですがお祭りに出店していて、

人でごったがえす中、とても美味なアイスの水出しコーヒーが飲めるなんて素敵💓