自宅待機もそろそろ終りそうな気配。
にもかかわらず、というか図らずも引き篭もれるとかいう素晴らしい期間だったにも関わらず、あちこちよれよれで「#寝たきり」はお伝えしたとおり。
悔しいので、アメドラやら映画をレンタルしたり、溜まった録画を見まくってました。
その中で、なんとなく気になって観たABBAのドキュメンタリー。
なかでも“Dancing queen ”にまつわるもの。
歌はもちろん知っていたのですが、明るくて耳に心地よいキャッチーな歌、くらいの認識だったのですが。
当時の音楽シーンは、政治や社会の変革を訴えるプロテストソングが主流で、ABBAは「お気楽すぎて聞くに値しない、ゴミみたいな曲をつくる軽佻浮薄」なグループとして捉えられていたそうです。
それでも自分達の音楽を貫こうと試行錯誤しながら、アメリカでブームになっていたディスコミュージックに活路を見出します。
その同じ頃、スウェーデンでは、皇太子がごく一般家庭の女性と恋に落ち、婚約をするのですが、まだまだ閉鎖的な貴族社会が残るなか、ドイツ人であったこともあり、現シルビア王妃は国民の支持もあまり得られず辛い日々を送っていたそうです。
そんな折、結婚式の前夜祭をオペラでお祝いするイベントの責任者が、シルビア王妃を励ましたい!と同じ若くて新しい風を入れてくれるだろうと、ABBAにそのイベントへの参加を依頼。
ちょうど新しく取り組んでいた曲を、シルビア王妃に捧げたい、と選ばれたのが“Dancing queen ”です。
この曲、17歳の女の子にあなたもDancing queen になれるから、って励ます曲なのですが、“you can dance “とyouを多用する事で、年齢や性別を問わずに「あなたなら、あなたらしく生きていく事ができる」というシンプルかつ力強いメッセージになっているのです。
実際のオペラのイベントの映像を観ると、ずっと硬い表情を崩さなかったシルビア王妃が、ABBAのこの曲で笑顔を取り戻していく様子が素敵なのです。
それ以降、たくさんの努力を重ね、「自分らしく」王妃としての役割を果たし、国民からも皇太子は素晴らしい女性を選んだ、と評価を覆していきます。
ABBAもこのイベントで世界的なアーティストになります。
自分らしく、って何だろうと迷うこともありますが、
王妃になると決めたらその勤めを最大限に果たすこと、誰もが楽しめるポップソングを作ると決めたらひたすらそれに邁進すること、その後についてくるのが自分らしさなのかもしれません。
外野の声や評価に萎縮してしまう事だらけです。
ですが、そんな人達はいざという時に助けてくれたりはしないのです。そんな薄っぺらい言葉や評価で人生を潰されてはいけないのです。
自分を信じてくれる人がいれば幸いです。
ですが独りで立ち向かわなければならない時に、音楽や本や映画の一節が自分の支えになる事もあるのです。
途中、you’re the dancing queen のところでボーカルの2人がロイヤルボックスのシルビア王妃に向かって歌います。
YouTube貼れてるかなー

だめだったら、是非とも検索してみてください!
