読売テレビ放送(大阪市)は深夜ドラマの全編を放送直後から1週間、インターネットで無料配信する。これは、ネット利用者の口コミ人気でドラマの視聴率を上げるのが狙いだ。深夜ドラマの視聴者はネット利用者が多く、相乗効果が大きいと見ている。
具体例としては、2009年1月15日深夜に第1話を全国放送するドラマ「リセット」を、放送直後からよみうりテレビの公式サイト上でストリーミング方式で配信する。しかも、最終話まで全編。
先日、ソニーが自社で行っている無料動画配信サービスの打ち切りを発表した。会員数が思う程伸びなかったためだ。主な原因として考えられるのが、好きな時間に好きな動画を見る「オンデマンド」方式ではなく、24時間様々な番組を一斉に放映していたからだろう。インターネットサービスとテレビの大きな違いをそのまま維持してしまったら、メリットが無い。その大きな違いとは時間の制約。テレビには時間の制約があるからレコーディング機の販売や、ビデオ・DVDのレンタルが商売として成り立つのだ。
そして今回、よみうりテレビはうまい様に条件を設定してきたと思う。
1、まずドラマであるという事。ドラマは1回(話)見逃すダメージが他の番組に比べてはるかに大きい。
2、放送終了後の1週間だけ配信する、という所。その1週間の間は好きな時間に見る事が可能である。
つまり1・2によって、見逃したからという視聴率低下は防げるし、この先ずっと無料配信されるという事もない。ドラマなどは多数の著作権者がおり、一般的にネット配信の許諾を得るのが難しいとされているが、今回この様に条件を自ら設定した事で視聴者を含め製作者側のフォローも行う事ができ、サービスの運行に繋がったのだろう。
そろそろ、テレビ局もインターネットサービスを行う会社と仲良くしていく必要がある時代になってきたのかなぁ。テレビ業界も大変だそうですし。。