いつだったか、2年くらい前だと思うけど。
近所のドラッグストアでレジに並んでいる時、レジの前に立つお爺さんに違和感を感じたのは。
夜も遅く、上着を裏表にして着てて足元も薄汚れていて、靴もちゃんと履けてない。
財布も持っていない様子だし、レジの方と話す内容がチグハグで。
睡眠薬が欲しいみたいで商品名を言うけれど、店員さんは分からないと繰り返す。
結局どこから来たのか、誰と来たのか問いて遠い地名を繰り返すお爺さんを奥のスタッフルームに誘っていた。
これが徘徊というやつなのだろうか。
その後は警察官が来ていたから保護されたのだと想像するけれど、違和感はあるものの受け答えはハッキリしているから、すれ違っても徘徊だとは気が付かないと思った。
あと数年もすればおばあちゃんもその世代、いやもうその世代だ。覚悟しておかなければ。
うーん、果たして今日の服装聞かれて答えられるかな