こんにちは、さかいです。
もう夏休みですね
社会人の方は“夏休み”というものがあるのか分かりませんが、僕は学生で過ごせる残り少ない長い夏休みを過ごしています!
今日は、最近の悩み事について書こうと思います。
僕の悩みは、『一生この体で生きること』です。
同じ性同一性障害の方は共感してくれる方もいるかもしれないです、
僕は、LGBTという言葉を知る以前から“ゲイ”や“レズ”という単語はテレビや友達との会話で笑いの対象となる存在として抽象的な意味では知っていましたが、中学3年生のときに初めて“LGBT”という言葉と正しい知識を得ました。
それと同時に、今まで心の中にあった得体の知れないモヤモヤの正体がトランスジェンダーだと分かりました。
この時は治療を始めて男性として生活できれば、今抱えている悩みは全て解決するだろうと考えていました。
しかし、高校3年生でホルモン治療を始めて、大学から埋没生活をして、胸オペ(乳腺摘出手術)をしたにも関わらず、いまだに生きづらさを抱えているし体への嫌悪感も払拭されません。
むしろ男性として生活しているからこそ元から男性の方と比較してしまい、体への嫌悪感が増している気がします。
胸オペをする前は胸があることが嫌で嫌でそれ以外にはあまり目が向いていなかったのですが、胸がなくなると次は女性らしい体のラインに嫌悪感を抱くようになりました。
性同一性障害だとカミングアウトしている大学の先生や高校までの友達には、面倒くさい人だと思われているんじゃないかとか迷惑かけてるのではないかと勝手に感じて悩んでしまいます。
僕の身長は女性の中では普通くらいですが、男性としてはとても小さく、友達といても頭1つ分小さいのでとてもコンプレックスです。
男子トイレに入ったことがある方なら分かると思うのですが、男子トイレには小便器がたくさん並んでいて個室は2つ程しかありません。そして、ほぼほぼの確率で埋まっています。しかも全然出てこない…
これも地味にストレスです。
例を挙げ始めたら止まらないくらい治療をしても悩んでいます。
多分、このブログを読んでくださっている方の中には「そんな小さなことで」とか「パスグッズ使えばいいじゃん」とか色々と思う方もいるかもしれませんが…
この先、性別適合手術や陰茎形成などをしたとしても普通の男性にはなれないし、一生元から男性と比較して劣等感を抱いて、自分の女性らしい部分に嫌悪感を抱いていくんだろうなと思うと、生きていたくないなーなんて思ったりしています。笑
それでは今回はこの辺で終わりにしようと思います。
ありがとうございました!