なんでもない仲間が不倫相手になるなんて思わなかった。

まさは私の三つ上。
明るくムードメーカーだからみんなの人気者。

ちなみにいま旦那様で 当時の婚約者やまちゃんは どちらかというと奥手で人見知り。でもすごく優しい人。


非難されるかもしれないがないものに旦那様とは違うタイプだから引かれていたのかもしれない。

出会ったころは話をして仕事の愚痴をいいあうくらいの仲間の一人でしかなかった。

私の選択が運命を変えたのか。


三年前、名古屋に30人で仕事で出かけた。
仕事が終わったあとはみんなで「かんぱーい」

私は疲れからか身体がだるかった。みんなでいたから気丈に振る舞ったが その席がおわるころ私は限界にきていた。。

かなりの高熱が私を苦しめた。

誰も気付かなかった。気づいていなかった。

私の家は大阪中心街からはかなり距離があった。
名古屋から新幹線 それはなんとかなっても…今日は辛い。帰れない。
名古屋に泊まろう。そうきめた。

時間は夜10時をすぎホテルをさがすのにもふらふらして辛かった。
ホテルを調べる気力もなかった私は まさにすがる思いで電話した。

もしかしたらまだ飲んでいるかもとも思ったが安くて近いホテルを教えてもらえればそれでよかった。

「もしもし」と私

「お疲れ。どした?」とまさ。

いまの私の現状を話したらちょっと待ってろとかけつけてくれた。

そして近いビジネスホテルを教えてくれた。
やっと横になれる。それしかなくもう辛くて早く寝たかった。

シングル一部屋をお願いしたらホテルのスタッフの人に「今日は金曜なので混み合いましてツインしかありません」と。

私は悩んだ 少し値段も高い。
次を探そうと決めたがまさは「お願いします」と即答。お金を払っていた。「えっ?!なんでまさが払うの?いいよいいよゴメン」
ちょっと待っててといい 彼はコンビニへ。

戸惑いながら私は彼を待った。

帰ってきた彼の手にはポカリスエットと風邪薬 お水に冷えピタだった。

私の手をとり 彼は部屋に向かった。

私はお金はらうよといったが「いらないよ」と。
それになんでまさまでくるの?と思っていた。

部屋に入るとまさは言った。

「なにもしないよ。安心して。こんなに辛そうにしてるのにおいては帰れないよ。先日子供が産まれたから三連休だし明日嫁の実家(山口県)にいくだけだから今日一緒にいるよ」と。

申し訳ない気持ちと心強い気持ちが入り混じった。
やまちゃんゴメン 奥さんゴメンなさい。
本気で思った。

でも 動けなかった私は彼の優しさがうれしかった。

彼は一晩 私を気にかけ看病してくれた。

そして…なにもなく朝を迎えた。
彼(まさ)と出会ったのは今から三年前。

運命的出会い。と思っていた。

私は当時婚約者がいた。
まさは奥さんもいて子供が一人。奥さんのお腹の中にも新しい命を授かっていた。

出会ったときはなんとも思わなかった。

まさか今もなお 継続的に続くことになるとも。。

楽しいことも苦しいことも共有してきた。
家族に後ろめたくないわけじゃない。
でも二人の時間はほしかった。

三年前からこの辛い恋は始まった