遠藤雅美ブログ -3ページ目

2017年

 
10月頭、逗子に移り住んだ親友の家を訪ねた。
逗子の海岸を散歩した後、
少し遠いけれど、材木座の海岸へも案内してくれた。

海は夏の淀んだ熱さも喧騒も、
まるでなかったかのように己で洗い流し、
すっかり澄んでキラキラ輝いていた。
海は強い。

時々無性に海が見たくなる。
海風にあたり海水に触れたくなる。
それは何かしらリセットしたいと心が赴いているような気がする。
私たちの身体を流れる血液がほぼ海水と同じ濃度の塩分濃度というのも、
生き物をつくる元素と海水が含む元素が極似しているというのも、
それを理由に、
遥か昔、人も海から生まれてきたと言えるならば、
そんな繋がりがロマンチック極まりない。
地球は海で守られている。
私たちも守られている。


2016年も様々なことがあった。
それらの様々なことを、
良きことはそのまま膨らませて、
ネガティブな思いはリセットして、
大切な人々の幸せを願い、
世界が日本が少しでも良くなるよう祈る。
2017年もより一層邁進すべし。

本年もよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
2/9(木) 東京/大塚 @GRECO
「マサミパーク」

ACT: 遠藤雅美(vo/p) 馬場孝喜(gt) 和田啓(per)
OPEN:19:00~ LIVE START:19:30~ / 20:50~ 2ステージ制 入替なし
M.C:¥3,600(季節の一皿付)

予約 : greco@greco.gr.jp /TEL03-3916-9551
もしくはTOKYO BEAT RECORDSまで。メールはこちら

 

驚き

今年の夏のシーズンからの俄かファンで応援していた広島カープ、

25年ぶりにリーグ優勝。

 

今朝起きしなに1DAYのコンタクトレンズを付けたが、

なぜか片目がつけていない時のようにぼやけている。

あら?なぜ?

コンタクトレンズを外してみる。

視界がクリアに見えるようになった。
おや?
と鏡越しに目を見つめたらコンタクトついている。

どうゆうこと??

そうです。

2枚重なっていたのです。

卵を割ったら稀に2つの黄身が!の時のように。

 

最近どうも蚊が近づいてきてもブーンという音がしないから、

蚊が進化している!と思ったが一瞬で、

自分の聴力が老化のために高音に対し鈍くなっているだけと気づき直した。

 

深夜の帰り道。

早いもので邯鄲や鈴虫などの秋虫の鳴き音が聴こえる。

風もひんやりしてきてすっかり秋だ。

そう友人に話しかけたら、

「僕は、秋虫の鳴き声を楽しむどころか聴きとることすらできなくなって久しい。」

友人今年で55歳。

私もすぐに他人事ではなくなる悲しい現実。

 

この間、

友人が教えてくれた。

「人間には意思ってものはない。

全てが神経の伝達に過ぎない。

記憶と記憶をつなぐ神経をなぞった時に涙を出すというポイントを通るから涙が出る、

それだけに過ぎない。

泣きたくなければそのポイントを通さなければいい。
そう言ってしまうととてもつまらなく聞こえるけど。」

例えば彼女が私の曲「涙」を聴くと泣きじゃくるレベルで泣けてくるのに意味はあるのか?
それこそ深層心理まで届いているから泣いているわけで、

だからなぜ泣いているかはわからないのだそう。

表層ではない何か。

「それは私は面白いことだと思うけどね。」

彼女の話は嬉しい驚きだった。

 

 

今週は秋田です。

小野リカルド輪太郎くんとDUOでのLIVE。

楽しみです。

9/23(金) 秋田/楢山 @J's Cafe
「遠藤雅美×小野“リカルド”輪太郎」-DUO-

MEMBER:遠藤雅美(vo/p) 小野"リカルド"輪太郎(gt)
OPEN 18:00 / START 19:00
M.C: ¥2,500
ご予約・お問い合わせはTOKYO BEAT RECORDSまで。メールはこちら
お店へのご予約は、お電話 070-6494-5520
9/24(土) 秋田/羽後町
UGO JAZZ FESTIVAL 2016
出演MEMBER:遠藤雅美(vo/p) 小野"リカルド"輪太郎(gt)
出演時間 17:25頃を予定しています。

 

 

10月には、初の組み合わせでのLIVEがあります♪
どんなサウンド、どんなバンドになるか、楽しみです。
東京近郊の皆さん、是非!

10/29(土) 東京/四ツ谷
 @SOUND CREEK Doppo
「遍く音 vol.1」

ACT: 遠藤雅美(vo/p) 道下和彦(gt) So(harp) 山田直子(b) 高野真吾(dr)
OPEN 18:30 / START 19:00~ 2ステージ制 入替なし(22:00には終了します。)
M.C: ¥3,000(+1Drink order¥600)
予約 : yoyaku@doppodoppo.com /TEL03-6380-4245
もしくはTOKYO BEAT RECORDSまで。メールはこちら

 

世代交代

ふと書斎の壁にかかっているカレンダーを見れば捲るのを忘れて、

7月で止まっている。

 

9月も台風に振り回され始まった第2週、

忙しない日々は本当に忙しないのか、

昨夜観たNHKのドキュメンタリーで、

温暖化の拍車をもう誰も止めることができない時点に達していることを確認し、

本格的な崩壊が予測で100年、150年先だろうと、

今更牛肉を罪深く欲したのは誰なのかと責めないとやりきれないより遥かに、

私たち人間が齎した罪は計り知れない。

それは何世代にも渡って。

近代化に伴い時間の感覚が変化してきたとはいえ、

人間は所詮小さい存在だからこそ地球上で大きな進歩を齎してきた。

 

私たちの世代が背負う罪、

私が私であるためにを捨てきれず全てを不幸に陥れる、

単に我を捨ててチームワークを重んじればいいものを。

私は己一人ではあまりにちっぽけな存在に過ぎないとなぜ自覚できないのか。

 

あなたの細胞はどこから来たのだろう。

あなたの言葉は?

あなたの意志は?

それはあなただけのもではない。

この世界で生きているのであれば。

 

あなたはひとりではない。

だからこそ私はあなたである。

 

私はあなたを愛している。

だからあなたを放っておけない。

お互いを思いやっていれば、

あなたも私を放っておけない。

 

あなたには聴こえているだろうか。

私は聴いているだろうか。

この地面の悲鳴や嘆きを。

それはそう聴こえるのは私が泣いているから。

あなたも身震いが止まらないだろうか。

まだ己が生きている間だけをのみ見つめているのだろうか。

 

どこの国が我儘を言ったからといって許してしまうことには、

それは本当にグローバル化が始まっていて、

どの国にも責任が生じている。

私たちの国で言えば、

団塊の世代が私たちに残した傷跡はあまりに大きい。

 

どんな風に己の老後を想像しただろうか。

あなたはただ時代の犠牲者に過ぎないのだろうか。

どんな風に次世代に残すものを考えただろうか。

私たちの上の世代は次世代を少しでも思いやっただろうか。

私たちは反面教師にのみ従えばいいのか。

それではこの世は終わってしまわないか。

己が死んだ後をも超えて思いやることがなぜ私たちはこんなにも難しく感じるのだろうか。

私たちにとって未来とは何なのか。

己がこの世界に存在している間のみでしかものを考えられないのはなぜなのか。

 

あなたが、私が、

身近な隣の手を取り今、

先導しなくてはならないのではないか。

目を覚まして考えてほしい。

目の前を見つめてほしい。

あなたの欲する現在と未来。

この世に残したい遺伝子を。

 

あなたの人生、

私の人生はもう先が長くない。

できることもすでに限られてきている。

あなたも私も無限ではない。

託すのは残り70年余りの予後がある子供たちであれば想像に容易いのか。

 

あなたは

私は

本当にそのくらいでいいのか?

甘んじていていいのか?

崩壊の最中に支配が必要だと思っている人がどれだけいるのだろうか?

助け合うことは幻想なのだろうか?

あなたが見ているものは本当だろうか?

 

尊いとは何だっただろうか?

遺伝子とは何なのだろうか。

もしも、

あなたの私の意志が確固たるものであれば、

叫び朽ち果てればいい。

それでも必ず、

あなたの私の意志も遺伝子をも、

後に継がれる。

その真の信念のもとに。

 

 

 

 

 

どくだみの女

一昨年から始めた、どくだみ化粧水作り。
とてもいいので毎年作るようになり、今年で3年目。
どくだみの生の葉の効用はすごい。
十薬と呼ばれているだけあって、
生の葉に含まれるデカノイルアセトアルデヒトなど強力な殺菌作用があり、
虫刺されや化膿した湿疹によく効くらしい。
化粧水を作る際も生の葉を軽く乾かしてホワイトリカーで漬けるので、
使用した時は浄化作用がすごくあるように思える。
すうっとする。

一昨年はなんとありがたくも、
知人の方の庭にたんまり育ったどくだみを、
摘んで洗って乾かして2ℓの瓶に詰めホワイトリカーで漬ける工程までやって頂いた。
本当にありがたかった。

昨年は鎌倉の空き地と自身のマンションの敷地内のどくだみを、
管理人さんに承諾頂いてたらふく摘み、
なんとか作ることができた。
出来栄えも申し分なかった。
余ったどくだみはさらに乾かしてお茶にして飲んだり、
どくだみ湯にしたりして楽しんだ。
すっかり体中どくだみになった私はすこぶる快調で、
益々どくだみの虜になっていった。

今年はさらにエスカレートしている。
私は自分の小さな庭でも育てたくて仕方なくなりついには、

鳥取県西伯郡伯耆町で栽培されたわりと高級などくだみの苗を6つ購入。

3月には庭の隅に植えてしまった。

そのすぐ後に芝生の手入れに来た庭師さんはぎょっと驚いていた。

何しろ世間では雑草と言われているどくだみ。

それは刈らないでほしいとお願いする私を庭師さんは二度見して、

聞き間違いかと何度も聞き返していた。


さてそんな高級な鳥取産のどくだみ、

都内のそこらじゅうに生息しているどくだみとどれだけ違うのか、

しばし気になっていた。

このところ急に暖かくなり植物も一気に青々と茂っている。

どくだみも順調に育っている。

ならば早速都内産と鳥取産のどくだみを比べてみた。

なんと鳥取産のどくだみの方が立派で艶々していて断然美しい。

都内産のどくだみはやはり雑草なだけあって頑丈そうではあるが、

世の中の厳しさも滲み出ている。

面白いもんだ。


そうして私は今日も自分の庭のどくだみを眺めひとりほくそ笑んでいる。

じわじわと侵略を進めるエイリアン如くすっかりどくだみ女に化けてしまった。






どくだみ女おススメのライヴももうすぐ!

皆さんぜひにいらしてくださいね♪

浄化しちゃいます!



6/5(日) 東京/大塚 @Greco

「大人ポップス。vol.7」 -TRIO-


MEMBER:遠藤雅美(vo/p) 馬場孝喜(g) 相川瞳(per)
OPEN : 17:00~ LIVE START : 18:00~ / 19:10~
M.C : ¥3,600(季節の一皿付)


ご予約・お問い合わせはTOKYO BEAT RECORDSまで。メールはこちら
お店へのご予約は、お電話 03-3916-9551





雨の動物園

朝方からの激しい雨。
目覚めれば止んでいるだろうという淡い期待も打ち消され、
目覚め時には勢いを増している雨。

先週電車を乗り換え揺られて辿り着いた動物園は、
まさかの休館日。
というかまさかのここまでボケボケ大馬鹿遠藤チェックミス。

入り口で呆然と立ち尽くして暫く、
来週また来てやると心に誓った当の今日は雨。
なぜにここまで動物園への道のりが阻まれるのか。


ならばむしろ雨の中を向かうことにした。

今度は車で向かう。
横殴りの雨に打たれ、
ワイパーが忙しなく左右へ振れ、
お洒落な音楽があまり耳に入ってこないまま、
到着。


こんな日の動物園は空いていてとてもいい。

獣の匂いも落ち着いている。

雨も小降りになってきた。


私の愛読書である河口慧海の「チベット旅行記」にも多く登場した、
ユキヒョウ。
初めて見ることができた。
普通のヒョウと比べ厚い毛皮で覆われ、
色白でなんとも神秘的。

予想以上に近くで見物できて驚いたが、

こちらがじっと見つめても決して目を合わせることはない。
不思議に凜としていて、

けれど猛獣感は肌で感じることができたのもつかの間、
その後に見たライオンは本当に猛獣で、
百獣の王とはこのことかとかえって感心。
ユキヒョウの美しさが際立ったように思えた。

チンパンジーは雨が苦手らしい。
こんな天気なので飼育係のお姉さんが色々教えてくれた。
飼育係のお姉さんにもらったコインを自動販売機に入れてボタンを押すチンパンジー。
そして出てきた缶ジュースの蓋を開けてあっという間に飲み干し、
ゴミ箱にちゃんと捨てればまたとなりの箱からコインが出てくる仕組み。
出てきたコインでまたもジュースを買おうとするチンパンジー。
恐るべき無限の欲望のループ。
大人のチンパンジーが罠にはまっている斜め上で、
紐にぶら下がりはしゃいでいる子供のチンパンジー。
無邪気に大股を広げ糞をしたと思ったら、
下に落とさず丁寧にそれを食べてしまった。
…。
やはり動物。

通りすがり呼び止めるように鳴いているのはヤギ。
ヤギによって鳴き方が千差万別。
ンメ。と短く発声するヤギ、
メーーー。と真直ぐ発声するヤギ、
メェエェエェエェ。とビブラートをかけるヤギ。
それぞれに意味あるのだろうか。
個性豊か極まりない。

モグラの家。
モグラも初めて目にするので喜び勇んで向かう。
いやー、
モグラって小さくてびっくり。
屋内中に張り巡らされている直径10センチほどの透明なトンネルを、
モグラは走り回ると張り紙の説明に書いてあるが、
モグラ全然動かない。
一向に動かない。
いつまでも動かない。
飽きたので帰ることにした。


10年以上前に旭山動物園に行って以来の動物園。
当初の目的はユキヒョウであったが、
レッサーパンダの尻尾の模様が見事だったり、
目にしたことのない動物を多くゆっくり静かに見ることができて、
雨様様の一日であった。







4月には久々の「遠藤雅美とハマナス」ライヴが決定!

お楽しみにーーー♪♪


4/29(金・祝) 東京/三軒茶屋 @GRAPEFRUIT MOON  
遠藤雅美とハマナス BAND LIVE vol.7
[月面着陸]

ACT : 雅世美馬 / 山口進(夜ハ短シ) / riry*mona / 小玉哲也 / 遠藤雅美とハマナス
OPEN : 18:30 START : 19:00
M.C : ADV ¥2,500 DOOR ¥3,000(共にDRINK別)
予約 : info@grapefruit-moon.com
※公演日程+お名前+枚数+お電話番号を明記の上、ご予約お願いします。

遠藤雅美とハマナス Member : 遠藤雅美(vo/p) 小幡浩司(gt) 黒田元浩(b) 佐藤大輔(ds)

視聴はコチラ→https://www.youtube.com/embed/l4cs61GVdwA




2016年

人生に意味はない。

だからこそ人は人生に意味を見いだそうと生きていくことができる。

なのだそうだ。


2016年。

1月の半分は久々に北海道で過ごした。

凍てつく寒さはノスタルジックを通り越して、

一瞬で現実の厳しさを思い出させた。

雪が積もった方があたたかい。

そして雪の中にいると、

静寂とはこのことだと体感できる。


演奏の仕事でルスツに滞在中、

スキー場の麓からゲレンデを見上げ、

スキーなんて嫌いだったなと思い出した。

幼い頃とは打って変わって客はオーストラリア人ばかり。

日中は訛りのある会話が騒々しくても、

夜中になればしんとした静寂が訪れる。

降り続ける雪のおかげ。


2月。

なかなか新曲を仕上げる時間も取れず日常が過ぎる。

たまの金曜日に街へ繰り出せば、

終電間際の駅のホームは誰しもが喋っている。

喋っていないのはホームレスだけ。

何しろ人数が半端ないから音も半端ない。

東京はよく音が鳴っている街だと改めて感心する。

そして遠くへ行きたくなる。


そんな2016年が始まった。


時折大切な人を大切に思えば胸が熱くなり、

けれど人の生きる時間はそれは儚いものであり、

限りがあることを受け止めながらも、

去りゆく過去を忘れたくない。


そして時折そのことに意味がないからこそそれらを大切にできるんだと、

毎日生活していて実感する。

なんのこっちゃだけど、

人間万歳。







いよいよ、遠藤雅美×馬場孝喜 DUO に、

新たにパーカッショニスト相川瞳さんを迎えて「TRIO」にバージョンアップ、

ライヴ目前となりました♪

楽しみです♪

皆さんぜし!

 

2/26(金) 東京/大塚 @Greco http://www.greco.gr.jp/

「大人ポップス。vol.6」 -TRIO-



Member : 遠藤雅美(vo/p) 馬場孝喜(g) 相川瞳(er)
M.C ¥3,600(季節の一皿付)
OPEN:19:00~ LIVE START:20:00~ / 21:20~
ご予約・お問い合わせはTOKYO BEAT RECORDSまで。メールはこちら
お店へのご予約は、お電話03-3916-9551







北国の性

何年か前に行った、

オックスフォード→ロンドン→パリの旅行記がロンドンで止まっている。
パリは素晴らしい街だったが、
なぜか鮮明に思い出されるのはオックスフォードとロンドン。
陽気なラテン系には馴染めなかったのか北国生まれの悲しい性。


それでも、なんてことないパリのカフェで食べたガレットは忘れられない。
サントノレ通りのリストランテでランチ時刻に食べたクスクス料理も忘れられない。
そして忘れられないのはシェ・フロットという店。
この店があるパリ1区は夕方の景色がなんとも美しく、
街並みが美しいとはこういうことかといたく感銘した。
アートをこよなく愛す街だ。
そのシェ・フロットで食したディナーもとても美味しかった。
ただひとつ別の意味で忘れられない料理、
生肉を様々なハーブとともにミンチにしたような料理、
この料理の味には驚いた。
なんというか新鮮さが全く伝わってこない生なのかもよく分からない味。

常温生ハンバーグみたいな。

日本でも生肉は食すがなんといっても新鮮さが重要。
文化の違いを感じた。


トキソプラズマという寄生虫。
生肉を食することで感染するが、
世界の人口の3分の1が感染していると言われている。
この寄生虫に感染すると、
攻撃的で危険を顧みない性格に変わってしまうとも言われている。
世界の中でもフランス人の感染が圧倒的に多く、
車の運転時にも見られるフランス人の有名な気性の荒さはトキソプラズマ症が原因なのではと、
ひそかに噂されている。


私は幼い頃から肉が好物であった。
そして幼い頃からやたらと気性が荒かった。
今まで生まれ故郷のせいにしていたがどうやら、
トキソプラズマで腑に落ちてしまった。
ステーキはレア、
焼肉のカルビも半焼き、

焼いた時にじわっと赤い血が染み出る新鮮な肉、

何かにつけ上物の肉はうっすら焼きを好んで食す私は、
己の性格を顧みてもどう考えてもトキソプラズマ感染は間違いない。









そんな遠藤雅美、

今年もいざ東北へレッツゴー。

おくのまさみち 第2弾!

ジャンルなんて超えて素晴らしいメンバーで、

肉肉しく情熱的に歌います。
東北の皆様のみならず、是非遊びにいらしてくださいね♪



《 遠藤雅美 東北ツアー「おくのまさみち vol.2」 》

Member : 遠藤雅美(vo) 北田了一(pf) 小野リカルド輪太郎(gt) 佐藤弘基(b) 太田 徹(ds)
MC:前売¥3,000 / 当日¥3,500


10.5(月) 秋田 @THE CATWALK
OPEN 18:30 LIVE START 19:30~ (2ステージ)
10.6(火) 田沢湖 @THAT SOUNDS GOOD!(サウンズグッド!)
OPEN 18:30 LIVE START 19:00~(2ステージ)
10.7(水) 盛岡 @SPAIN CLUB
OPEN 18:30 LIVE START 19:00~ (2ステージ)
10.8(木) 仙台 @STAR DUST
OPEN 18:00 LIVE START 19:30~ 21:00~(2ステージ)





温故知新

何度もよく見る夢。
若干パターンが違うだけで同じような夢をよく見る。

本番当日、
札幌の実家から飛行機で東京に戻るはずが必ず乗り遅れる夢。

ツアーの仕事で訪れた旅先、
必ずと言っていいほど大切な物を忘れ、
移動用の団体バスに乗り遅れる夢。

双方の夢では、
乗り遅れたことで歩きながらしばらく途方に暮れ、
打開策を考えつつ、
もしも本番に間に合わなかったらという焦りと不安が常に付きまとう。

悪夢と言えば悪夢。
商売柄かステージ上で異様なハプニングが起こり失敗する夢なんて常だが、
乗り遅れるというのはなにか日頃の行いを窘められているようで反省してしまう。

焦りと不安。
音楽という形で芸事をやり続けて昨今、
過去にズルをしたり飛び級をしたりで潰してきていない乗り越えてきていない壁は、
今になっても何らかの形で目の前に現れるもんだとこの頃つくづく思う。






何度もよく見る夢。
なぜか最近高校時代の夢をよく見る。

雪道
校庭
長い廊下
10の教室
階段
すれ違う覚えのある顔ぶれ
なんてことない日常

それでも目覚めた時には妙な高揚感が残っている。
新しく誰かに出会った時のような。

あの時こうしていれば、ああしていなければ、
そう過ぎ去ったことを考えるのは後ろ向きで何も生み出さず悲しいが、
夢の中で昔を再現してバーチャルに経験するのは、
思い出とも違いそれはそれで新しく、
想像に過ぎない夢であってもなにか得をした気分になる。

曲を書いている時の感覚に似ている。



初のバンド活動を始めて、
忘れていた大切な感覚を思い出したような、
色々な意味で刺激に溢れている。
バンマスは高校時代の同級生。
素晴らしいドラマー。
それで最近はよく高校時代の夢を見るのかな。
まさにリフレッシュ。
温故知新。

ますます良いバンドになっていきますように。
頑張るべし。

それにしても私のピアノの弾き方はアライグマ的スタイルで、
どうしたことかねーまったく。







9/2(水)は 大塚Grecoにて
「大人ポップス。vol.4」

今回4回目、ジャズもバシバシやります♪
ギタリスト馬場くんの天才的プレイもお見逃しなく!



Member : 遠藤雅美(vo) 馬場孝喜(g)
OPEN/19:00~ LIVE START/20:00~ 21:20~
MC:¥3,500(季節の一皿付)

ご予約・お問い合わせはTOKYO BEAT RECORDSまで。
メールはこちら→info@masamiendo.com
お店へのご予約は、お電話03-3916-9551





走れまさみ。

逃げるように辞めていく人々、
己のプライドばかりを大事にする人々、
依存を捨てられない自分。
最近無性に頭に来て、
ジョギングを再開した。

曲の制作に夢中になっていつしか運動なんて忘れてしまって、
思えばもうかれこれ4年以上も走っていなかった。
以前住んでいたマンションの裏には敷地の広い林試の森公園があり、
毎日立派な楠木やらを眺め走ることができた。
東京のど真ん中で酸素が美味しいなんて。
今思うとあの環境は本当に恵まれていた。

人生はどうあれ進んでいくから変化も仕方ない。

ジョギング再開初日はものの10分足らずで息が切れて、
もうそれ以上走ることができない。
あとは喘ぎながら歩くしかない。
自分の衰えに驚く。

だがそれでもなんとか少しずつ積み重ねて走り続ける時間を延ばしていく。

この辺は大きな公園もないからひたすら小川沿いを走る。

特に雨の中を走るのが気持ちいい。
何もかも蒸発していくように思えるから。

小川沿いに垂れる柳の葉が雨粒を受けて揺れている。
苦し紛れに見上げてはふいに地元の創成川を思い出した。





今年からバンドも始めた。
彼らとともに音楽をやることができてとても幸せ。

振り幅をどんどん広げて、
私たちの音楽が遠くの人々にまで届きますように。





バンドでのライヴ第2弾!
出演は21時15分頃です♪
7/28(火) 吉祥寺 @STAR PINE'S CAFE
[ 二杯目が美味い音楽会 vol.2 ]
act:マサオバンド/Groovin’ Souls/HALF THE MAN/遠藤雅美 and the BAND(仮名)
OPEN/18:30 LIVE START/19:00~
MC:adv ¥2,500+1D/door ¥3,000円(+1drink別)

そして第3弾!
8/6(木) 吉祥寺 @STAR PINE'S CAFE
美馬雅世presents『SOUL LOVERS vol.3』
act:遠藤雅美 and the BAND(仮名)/マスダ社長商売繁盛楽団/KENNEL/美馬雅世
OPEN/18:30~ LIVE START/19:00~
MC:adv ¥3,000+1D/door ¥3,500+1D

BAND Member : 遠藤雅美(vo/p) 小幡浩司(gt) 黒田元浩(b) 佐藤大輔(ds)


皆さん、遊びにいらして下さいね♪
お楽しみに!







殺生

昨年の夏の庭の芝生は見事に青々と茂った。
ここ三年程、趣味にもなってしまった雑草抜きのおかげである。

そして今年も涼しげな庭の景色を堪能できることを楽しみに、
努力を怠らなかった。
仕上げに春先、庭師さんに綺麗に刈って頂き準備万端。

ところがこの春、芝生の新緑とともに何やら小さな土の塚が十ヵ所、二十ヵ所とできている。
最初は野良猫のフンかなと思っていたが不思議と臭わない。
よくよく観察してみるとそれは、蟻の巣であった。

そういえば昨年の秋、庭の芝生に羽蟻が大量発生したことを思い出した。


殺虫剤片手に無数とも言える羽蟻を追いかけ奮闘した。

蟻と雅美の戦い。


しつこく追いかけ回し、噴射に噴射で羽蟻の数はがくっと減ったかのように見えた。

だが戦いは終わっていなかったのである。

春先に芝生を短く刈ったことで明らかになった。


そして今年も私は殺生に殺生を重ねて、
蟻の巣根こそぎ殺虫噴射して、
何度かは蟻の方も盛り返していたが反撃には至らず、
まして私はまたも決して諦めなかった。

ついに蟻は静かになった。


初夏、本当ならば青々と茂っているはずの芝生の庭、
殺虫剤大量噴射のおかげで見るも無残に、それも斑に剥げてしまった。

当然の報い。






今月は人生初のバンドでの活動が開始。


6/17(水) 吉祥寺 @STAR PINE'S CAFE

so.wonderful.to presents [ THIS NIGHT vol.1 ]

遠藤雅美and THE BAND(仮名)/香港好運


遠藤雅美and THE BAND MEMBER
vo/p:遠藤雅美 gt:小幡浩司 b:黒田元浩 ds:佐藤大輔
OPEN 19:00 LIVE START 19:30~
MC:前2900/当3300円(+1drink別)


皆さん、是非遊びにいらして下さいね♪