(新宿区新宿5-17-3)
新宿へ行って、時間があるとふらっと訪れたくなる場所。
行くたびに新たな発見があります。
『花園神社は徳川氏が武蔵野国に入った1590年より前に、大和吉野山より移されたとされています。
寛永年代(1624~1644)までは現在の場所より約250メートル南、今の伊勢丹デパートの付近にありましたが、その後現在の場所を拝領することになりました。その場所は、徳川御三家(将軍家に次いで格の高い尾張藩・紀州藩・水戸藩)筆頭の尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたそうです。この美しい花園の跡に移転したので花園稲荷神社と呼ばれたのが社名の由来とされています。(花園神社ウェブサイトより抜粋、要約)』
寄進された赤い鳥居が並ぶ威徳(いとく)稲荷神社の詳細は不明ですが、その奥には...
雷電稲荷神社は最強力士と言われている大関・雷電と関係があるのかと思ったら、全然関係はなく、各地にある雷神信仰の一つのようです。
花園神社は芸能との縁が深く、境内には「芸能浅間神社」があります。
その社の隣には宇多田ヒカルの母親で、デビュー曲が「新宿の女」である藤圭子の歌碑が建てられています。
5月の例大祭では、八基の神輿が明治通り、靖国通り、新宿通りを渡御(とぎょ)します。
人混みが苦手な私は行きませんけどね...
二宮金次郎像。
この像と「歩きスマホ」を結び付ける最近の発想が私には理解できないのです。
(この像は、元々「旧四谷第五小学校」にあったものだそうです)
境内に紅いテントが張られて、劇団唐組(からぐみ)の公演がおこなわれることもあります。
残念ながら私には難しすぎる劇なので、観たことはないのですが、根強い人気がある劇団です。