なぜ生きる?
2019年6月10日
3:52
人はなぜ生きる? 時代、立場により変わり、個性的だ。現代と類似した小寒冷期が出現した2500年前の古代3哲は何れもエリート出、以下、人類普遍的に答えた。
*釈迦:人類救済の大願を発心し、実践し、大願を実現した。自己の生来の業に基づき、自己、釈迦族、人類への愛情と、自己の位置から生じる固有の義務感。
*古代希の3哲:
ソクラテス。曰;希市民は自然の知識は沢山得て、ソフィストは自己の知識を誇り合っている。だが、人は自分自身を知らない、私は幸福になりたい、幸福な私とは何か?
ソクラテスは幸福を求める若者と議論を交わし、ソフィストは無神論者で無神論を若者に扇動すると讒訴され死刑を宣告され投獄される。弟子が救済に来るが、ソクラテスは否定して毒杯を仰いで自殺する。
ソクラテスは未来のある若者達に言う;社会は神を信仰しているが、それよりも自身の幸福を追求せよ、そのために自分は何かを探求せよ。
プラトン;自己と環境には、外見である現象の奥に本質が潜んでいる、本質をつかみ、自己と環境を制御せよ、これが幸福だ。
Aristotle;生命、人の社会、人個人のあり様(本質)は有機体=系(システム)だ。国家は能力に応じて分業し、各自が任務に精勤する時に安定し繁栄する。能力と勇気のある武人が国家を建設し、世事に通じた哲人が統治し、奴隷は肉体労働を果たし、市民は精神労働に励んで奴隷に指示して統制、また文化、芸術活動に勤しむ。私Aristotleは、系を発見した万能の哲人だ。英雄Alexanderが建設し、哲人王Aristotleが統治する、万人は各自の職責を果たす。この時、私は幸せだ、自己の本願を立て、自己の能力を発展させて社会を繁栄させるという本願を果たしたのだから。
*春秋末の孔子。周朝の統一(BC12)と安定(~BC8)は崩れ東周(BC7~5)では地方諸侯がそれぞれ覇を唱え、周末は世情騒然としてきた。
その時生誕した孔子は、一国を徳治し国民が団結することが安全保障と繁栄の上策だ、そのために国を統治する仕大夫は、仁義礼智信、この五徳の修養に励むべし、と説いた。
孔子は自己の修養過程を言う;15にして志学、30に自立、40に不惑、50に天命を知る、60に耳順、70に如意(従心欲、不超規)。学問とは自己と社会を安定的に発展させる道を探求することである。15歳で人類救済の学問を究めるという大願を発心、30才で高名な学者から吸収し自己探求の道に入った。40歳で自己の学問体系(儒教)は他の学説よりも卓越していると確信した。50歳で天下泰平の道を知りその布教に勤めた。60歳で自己と家族友人等近隣の統治ができるようになり、70才で完智完達、如意の境地に入った。
孔子曰く;自己と社会の目標について、修身、治家、治天下。
如意の境地における3楽;親兄弟友人皆元気、友あり遠方より来る、天下の秀才を集め教育する。
*A.Sen。インド、パンジャブ生。ベーダや釈迦等の民族詩人タゴールを名付け親とする超エリート家系の生、母国の惨状を救済を発心、大願を果たすべく英に留学、Arowに民主主義の分析方法として集合論を学び、正義論(2014)を書く。
Senの本願の動機は、自尊心、同胞愛、人類愛、生命の尊厳への畏敬と感謝。
Senは自己と人類の現代の大局社会における生き方を言う;社会認識と社会における自己の位置の自覚に立って、問題を熟慮し、その関係者との熟議に基づいて、自己の厚生を損なうことを承知の上で、他者の利益となる義務的な規範を立てて、その実現にコミットすべし。これは釈迦そのもの、Senを釈迦の弟子という所以。
*北野。1947年2月預金凍結、150倍のハイパーインフレのなか、宝塚で生を受け、母の実家、薩摩川辺郡高倉の竹やぶで生誕、子守歌は西郷、義経、三橋美智也。
十有五で志学、県西、神戸商大、神戸大で置塩門下、修士論文は「Vintage-modelにおけるHarrod的不安定性」(1971)、博士論文は「資本制経済の安定性と不安定性」(1989)。立命館、神戸商大・兵庫県大で近代経済学、経済政策を担当、1995年、阪神大震災に被災、またが街づくりを2.5年間取り組む。2008年、内蒙の生業支援による砂漠化防止事業GBAを開始。2012年退職後、歴史、哲学、そしてSenに出会う。アベノミクス批判、2018年、置塩、森嶋、Senを統合すればGlocomiになることに気付き、釈迦四諦とGlocomi及びその応用と普及と実践を天職に据える。