「ちょうどいいでしょ?」




私がそう和也に尋ねたのは、下着のパンツのこと。


今、和也は身長が170はある。


服や肌着はメンズのM、アウターはLを着ている。


なのに。


下着のパンツのサイズを、Sから変えようとしない。




なぜ?




「もうキツイでしょ?」


和「全然。履けてる。」


……お風呂上がり、パンイチで出てくるけど……


明らかにおケツに喰い込んでいる…


洗濯するたびに見るソイツたちは、カラダを引き伸ばされ、デロンデロンになっている。




もう限界だ。




強制的に、買い替えた。


Sサイズは強制回収。


買ってきたMサイズの真新しいパンツを渡して。


「これを履きなさい。」


と、命令した。




その翌朝。


「ちょうどいいでしょ?Mサイズで。」


と尋ねてみた。


和「…ちょうどいいことは…ない。」


「え、ユルイ?」


和「ユルくはない。」


「まさかのキツイ?!」


和「キツくもない。」




「人はそれを『ちょうどいい』と呼ぶのよ。」




なんか色々…


大丈夫なんだろうか、このコは…