花と雪の次はアラビアの踊り。
前年度のコンセルバトワールの予算で買っておいたちびちゃんサイズの衣装があったので
ちびちゃんたちと最上級クラスの生徒たち数人で踊ることは決めていました。
フランスではダンス・オリエンタル(日本ではベリーダンスと知られているのかな)のクラスがあちこちにあるので
衣装が意外と簡単に見つけることができました。
子供サイズの衣装は一着10ユーロ、大人サイズは15ユーロ。
日本円で1300円から2000円。
この振り付けをするにあたっていろいろな振り付けを見たけれど
アラビアの踊りなのにインド古典舞踊っぽい動きにインスパイア―されたものもあったり
振付者の解釈が多様だったので悩みました。

振りの構成
①まずはイメージを思い浮かべる
テーマは火と水
アラビアの砂漠で遊牧民たちが火を囲んでいるイメージ。
舞台奥中央に火があって、ちびちゃんたちにはその炎を表現してもらおう。
オーガンジーの赤い布を持たせたら炎のように見えるし!
最上級クラスの子たちには水をイメージしてもらうようにしました。
クールビューティー!
ポールドブラPort de bras
女性らしい優雅な美しさを
クラッシックバレエの基本の腕のポジションとは違った腕の動き(ポールドブラ)で見せたかったので
見栄えのするポーズをいくつか決めてそれらをつないでいくことにしました。
腰や肩を揺らしたり、腕も波のように肘手首を動かしたり。
女性らしさを出す踊りは、女性らしさを出しすぎると下品になるので
クラッシックバレエをメインに踊ってきた生徒たちがより踊りやすいように
アチチュードやピルエット、アンドゥオールのポジションも取り入れました。
布を使って演出
谷桃子バレエ団のアラビアの踊りでは大きなシルクの布を上手く使って
とても美しい演出をしています。
このアイデアをいただき、ちびちゃんたちの上を大きな布が舞うようにしてみたいなと。
きっとちびちゃんたちも喜ぶ!
そう思って布屋さんでシルクっぽい、軽い布を探しに行くと
スカートなどの裏地に使う布がセールで安くなっていました。
買おうか悩んでいたら暇だったに違いない店員のおじさんがやってきて
一緒に布を広げて走ってくれた。
しっかり空中で広がって悪くない。
色で悩んでいたんだけど(炎だったら赤、でも色はこのブルーが好きだな。。。)、
おじさんに「どっち?こっち?何メートルいる?」とせかされブルーにした。
布屋さんに行くとなぜかいつも店員にせかされて焦って困る。
コンセルバトワールのお金で買う時はなおさら。
予算内に抑えなきゃならないから計算間違えないようにいつも計算機を手に行きます。
②構成を考える
幼稚園の年長クラスの12人をどう見せるか
音楽はちびちゃんたちだけで踊るのには長すぎたし、音も取りにくい(数えにくい。カウントが常に8個ずつではない)ので
最上級クラスの高校生たちと交互に踊るように構成を考えました。
高校生たちが中央で踊る―ちびちゃんたちは後ろで動く
高校生たちが両脇でポーズ―ちびちゃんたち前へ移動・ポーズ
基本これの繰り返し!
12人もいると一人くらいはちゃんと音楽をカウントできる子がいるものです。
列になった時にしっかりした子を中央と両脇につけて~!
じゃないと移動して次のフォーメーションになったりするときに交通渋滞が起きる。
舞台でほかのことに気を取られて立ち往生してしまう子もいるからね。
真ん中と両端にしっかりした子を置いておくと音に遅れたとしても
押したり引っ張ったりして動かしてくれる。
だから移動時間は余裕をもっておく。

新学期までにやったのはここまで。
後は生徒たちがどう動くかを見て決めていこうと思って。
次回はトレパック(ロシアの踊り)について書きたいと思います。