117. COLT M1911 BRITISH MODEL (Vol.3)
117. COLT M1911 BRITISH MODEL (Vol.3) 1914年に始まった第一次大戦は、参加各国に大きな消耗をもたらしました。イギリスも例外ではなく武器不足に悩まされます。 イギリスは1915年、アメリカに武器購入委員を送り、イギリス向けの兵器の購入を始め、コルト社の生産するM1911もイギリス向けに口径を変更して購入しました。 口径はイギリス軍用のウェブリー・オートマチック・ピストルの .455弾(11.43mm×23.5)に改造され、全体寸法が .45ACPと類似しているためマガジンはそのまま流用されました。 1918年まで購入が続けられ、14,000丁が主に海軍で使用され、一部が空軍に支給されたようです。 モデルガンはエラン製でHW材のブルーイング・モデルではなく、全体をやや青みがかった皮膜でコーティングした仕上げになっています。スライドにはCARIBRE 455の刻印。 シリアルナンバーはWから始まる専用のタイプ。上のGOVERMENT MODELの刻印はやや横長GCNMで使われていたような字体になっています。 スライド左面の刻印はほぼコルトと一緒ですが、フレームにはR.A.Fの刻印や各種のプルーフマークが入れられ独特の存在感を見せています。スライドのセレーションの後ろにも×のような刻印が(R.A.Fの上にも同じマークが入っています)。 使用ブレットの比較。右が通常の45ACP、左がウェブリーの.455。太さはほぼ一緒ですが薬管はすこしウェブリーの方が長く、その分弾頭がずんぐりとしています。ちなみにエランさんの商品にはウェブリー.455のダミーカートは2つだけしか入っていなくてのこり5つは通常の45ACPでした。 いつもどおりきれいなペーパーボックス。個人的趣味としてはこの黒地に金のロゴ入りボックスはかなり気に入っています。 ペーパーボックスの中、COLTロゴ入りガン・ソックス。1911初期物を再現したハーフ・ブルーのマガジン(油を塗らずに箱に入れておいたのでうっすら錆が・・・泣)、45ACP5発と.455ウェブリー2発。シリアル入りのロッケンの証明書。 エランさんのモデルはたしかに素晴らしいのですが、今回のコーティング・バージョンはやや塗装感が感じられ、指紋やシンナー類はご法度という扱いづらい部分も気にはなりました。あと出来が良すぎて購入後の楽しみがほとんどないので僕のような修正フェチにはあまり向いていないのかもしれません。 以上M1911のブリティッシュ・サービス・モデルでした。 次回はコングスベルク・コルテン・モデル