48パンヘッド、バルブとシートの擦り合わせ

吸気側が恐らくオーバーサイズでシートをカットしていた様で、パンヘッドオリジナルバルブより口径の大きいバルブに合う様にシートをカットして、バルブの擦り合わせです。

48パンヘッドオーナーさん、分解しに来てます。

外した使わないパーツは、オークションに出品されてる様です。

バルブ擦り合わせ完了、シリンダーヘッドのガスケット面をオイルストーンで磨き込みます。

48パンヘッドオーナーさんは、今日もアルバイトが有るので戻られました。

バルブスプリング周りを組み込みと思ったのですが、新しいバルブスプリングが66年〜84年用と、コッターが必要数無いので、探したのですが、在庫していたつもりで…

注文したら、出て来ましたが、バルブスプリングが無いのでバルブ周りの組み込みは辞めて、パンカバーを留める受け側ネジ山が必ずと言って良い程に山崩れしているので、確認して、ヘリサート打ちを…

片側が3箇所、もう片側は1箇所のヘリサートを打ちました。

またロッカーアームボディ、アームの清掃から、スリスリと稼働して尚且つガタが無いかの確認を済ませました。

ミッションのトップカバー及びキックカバーを開けて、ミッションギア及びブッシング確認、エンジンがかなりくたびれていたので、期待せずに開けて見たら…

予想以上に良好です。

お決まりの3速ギアのブッシングもビシッとしていて(これは珍しい方)、カウターシャフト側のサイドスラストのクリアランスも良好です。

ギア自体にも、虫食いや掛けも無い状態でした。

残念と迄は行きませんが、キックギアがショベル等の16丁が入ってました。

48パンヘッドは14丁、また、キックカバーガスケットが上下逆向きに付いてました。

その位の些細な事だけで、良好です。

今日の作業はこの辺迄にして、終わります。

J&M 擦り合わせから