J&M cycleのブログ

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J&M cycle yokohama
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ビンテージハーレーアトリエ


散々迷走させられたパックル(腰上ナックル、腰下パン)最終段階で、オイル滲みが出始めたらロッカーカバーのガスケット交換や、二次内圧が高いので、ブリーザーギアが年式に合ってるのかぁ?確認作業を行います。


パックル、まずエンジンを始動させてブリーザーパイプから排出圧を確認、何だか排出圧が弱い感じがします。

この辺は、計測では無く経験値です。



エンジンが冷えたら、リヤバンクロッカーカバーガスケット交換してから、カムカバーを取り外してブリーザーギアを確認


リヤロッカーカバーガスケットの交換は、フロントロッカーシャフト交換と同じく、シリンダーヘッドを外す事無く行います。





ナックル、ロッカーボックス取り外し完了

吸排気共にオイルは回ってます。

カムカバーを取り外します。





ブリーザーギア、画像左側が元のギアで、左側から2番目がJIMSの48〜77、3番目4番目のどちらかがS&S36〜53、3番4番を調べます。





調べたら36〜53は無い!パッケージの箱には36〜53と記載が有るけど、品番で見ると36〜47でした。

もう片方は、48〜77でした。

形状から見て、元はケース年式の48〜タイプでした。

ヘッドがナックルなので、36〜47のブリーザーギアを入れてテストします。

先ずは、ロッカーカバーのガスケット剥がしで狭い箇所の剥がしなので、時間を掛けて剥がして、新しいガスケットに交換して、ロッカーボックス周りが完了してから、カム室周り作業を行います。


最近、昨日も、一昨日も体調不良になり貧血の様にクラクラして歩くのも辛い感じがぁ!

大体がキック始動後に、自分で糞爺ィになって身体が悲鳴をあげてるのかなぁ!と思っていたのですが、原因が解りました。

エンジンを始動させて直ぐかぁ、始動前に出入り口や窓を開けて始動させてれば良いのですが、爺ィは馬鹿だから目が痛くなったら出入り口だけドアを開ける程度で、排気ガスを沢山吸って不調になっていた様です。馬鹿ですね!

強く反省します。


ロッカーカバーのガスケット剥がしが完了したので、ロッカーボックスから出るロッカーアームのシールを交換します。

此方分解組立の度に交換します。




今回、此方の車両では幾つのシールを使ったやら!在庫が2個になってしまったので発注…


黙々と作業を進めて、ロッカーカバーガスケット交換完了です。





次は、カムカバー周り作業、へばり付いてるガスケットを剥がして、新しいガスケットを取付する前に、ブリーザーギアのシム調整を…


カム室カバー取付完了




あとは、タペットプッシュロッド調整だけですが、ロッカーカバーガスケット交換で、液体ガスケットを使っているので、始動確認は明日です。


一通り元に戻して完了





良い時間になったので、終わります。

輸入代行業者さんから連絡が入り、28日〜29日当たりに、42ナックルチョッパーが入庫、あと1ヶ月程先だと思っていたのですが、早く到着しました。

リクエスト輸入車両です。