いつもの弾丸日帰り一人旅で、室生寺~長谷寺に9月あたまに行って来たのですが、奈良平野の南東に行くと1日では他の寺院仏像巡りには時間が足りません・・・。

 

奈良北東部にある、浄瑠璃寺も自分的に一度は会いに行かねばならないリストに入っている寺ですが、ちょうど東京国立博物館の特別展で拝観出来るようなので9月23日に行って来ました。

 

浄瑠璃寺では、九体阿弥陀仏が一堂に観られるのですが、今回は一体だけ・・・。

 

しかし、目の前で観られ、しかも普段は観られない裏側(斜め裏ですが)も見られるのがええことかな。

 

しかも、九体阿弥陀仏は、現存唯一。

 

造られたのは、平安後期12世紀。

 

定朝様かな。

 

金箔が綺麗。

 

阿弥陀如来坐像を守る広目天、多聞天も左右に展示されていたけれど、阿弥陀仏同様に色彩が残っていて完成時の煌びやかさを偲ばせます。

 

創建時は、丹に、金ぴかで、極彩色だったんでしょう。

 

詫び、さびとはほど遠く・・・。

 

奈良北東部には必ず行きまする・・・。