イサミ選手の復帰戦
相手はMIKAMI選手でした。
これはイサミ選手の希望だったと記憶してます。

この試合をMIKAMI選手に振り返っていただきました。

MIKAMI「そういえば首やってたよなドロップキックにもコルセットして入ってて
その復帰戦で北沢タウンホール俺とシングル組まれて
首を長いこと痛めてた奴がプロレスの試合に復帰するってんだから、見切り発車じゃなく相当、いやもう完璧じゃないと駄目だろう?客に変な心配かけたらいけなかったんだよな、大怪我からの復帰初戦で凄く大事なところよ。

だからドロップキックでいつだったか俺は言ったのよ。『首、攻めるぜ?』て。「大丈夫です」って。

で復帰戦、もちろん首攻め。客席から悲鳴もあがるがキッツい攻め方して、(許せコレも今後のオマエの為よ)つってトップロープに上がったらアイツまだうつ伏せで

ココから450スプラッシュもいいと思ったけど、450回りながら首筋へのエルボードロップ思いついたんだよ。いける自信もあったから。(その技がのちのちエレクトロキューショニストっていう名前の得意技になった)

でアイツ終わったあと喜んでたのよ、よしコレならいける!って自信にもなったんだろな。普通あんだけ首に食らったら嫌になるけど喜んでて。俺も、攻めた甲斐があったってもんよ。

あ、長い?長いよな(笑)。とにかくアイツは俺と似て自分を追い込んで越えてくるタイプだ。メンタル強い。シングルやんのか!今知ったわ。まぁ大して役に立たなかったかもしれんが、メンタルの強さはリング上での強さにも繋がるな。

まぁ、がんばれよ」
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自分はデビューしてすぐの頃
MIKAMI 選手が使っていたコスチュームを拝借させてもらいました。
アドバイスをいただいたり、何度も闘わせていただきました。

けど、それ以上にイサミ選手はMIKAMI選手に多大な影響を受けてると思ってます。

小柄な体格で90年代にデビューしたMIKAMI選手
デスマッチファイターとしては線が細いと言われながら2000年代にデビューしたイサミ選手。

共通するのはリング上だけでなく、
逆境に負けない反骨心から来るメンタルの強さだと思ってます。

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