イサミ選手の総合格闘技スタイルの試合は強烈な印象を残しました。


真霜選手(近藤)vsイサミ選手(高梨)

の物真似をやり、

蹴られてやられる度に

何てスタイルをやってくれたんだ!


そう思ってました。



そして数年…


自分は闘龍門を辞めて、

DDTへ入門します。


当時は練習生や若手がプロレス学校を辞めて他所へ行く。

そんな前例が少なく、

大鷲さんからも1年おいてからテストを受けな。

そうアドバイスをいただき、

闘龍門からDDTへ入門した先駆者の

大家さんを紹介してもらいました。



2003年の夏

DDTは 船橋ららぽーとでビアガーデンプロレスを開催。

1ヶ月間、雨の日以外は毎日開催されます。

石川さんと柿本さんがデビューしたてで、

練習生は自分入れて2人でした。


場所的に近いのでKAIENTAI-DOJOの選手も来てくれる事があります。


当時KAIENTAIのウラノ選手が観戦に来た時の事です。

ちょうど雨が降って常設していたリングを

室内へ片付ける事になり、

練習生と数人の若手選手が急いで作業をしていると当然のようにウラノ選手が手伝ってくれました。


流石に他団体の選手にやらせるわけには行かないので、


高梨「ウラノ選手すみません!

自分達やりますので大丈夫です!」


と言うと


ウラノ「高梨君こないだWEWの撤収手伝ってくれたじゃん。

良いんだよ、手伝わせてよ」


と言ってくれたウラノさん

あの時は有難うございました。


閑話休題


そんな感じでDJニラさん、MIYAWAKI選手が観戦に来てくれたある日。


白いシャツの下に346Tシャツを着た、

強面の選手が高木社長に面会に来ました。


その選手とKAIENTAIで同期だったDJが

何で彼がいるのか?と、

控室まで来ました。


元KAIENTAI-DOJOの選手がどうやらDDTに入団希望で来たらしい?!


周りがざわつく中で初めて会った選手、


それがイサミ選手でした。