2024明治安田J3リーグ 第33節
FC大阪 vs ギラヴァンツ北九州
2024年10月19日(土)13:00キックオフ @近鉄花園ラグビー場
<第32節終了時点>
北九州 32試合 勝点48 13勝 9分 10敗 得点31 失点29 得失点差+2 5位
FC大阪 32試合 勝点48 12勝 12分 8敗 得点33 失点25 得失点差+8 4位
<今節出場停止処分選手>
北九州 なし
FC大阪 なし
<過去の対戦成績>
'23J3第18節 2023年7月16日 ギラヴァンツ北九州 0-0 FC大阪
'23J3第28節 2023年9月24日 FC大阪 0-0 ギラヴァンツ北九州
'24J3第5節 2024年3月20日 ギラヴァンツ北九州 0-0 FC大阪
通算成績 3戦北九州0勝3分0敗 0得点0失点
J3リーグも32節を消化して残りは6試合、そろそろ色々なことが決まり始めました。
すでに前節の結果で大宮アルディージャがJ2復帰を決定しました。
自動昇格のもう一つのイス2位の座はFC今治がこのまま逃げ切るか、あるいはカターレ富山が食らいついて残り試合で逆転があるのか。
問題は4位から6位のプレーオフ圏内をめぐる熾烈な戦いで4位から13位までは勝ち点の差ではわずか5ポイントしか離れておらず、「終盤戦に上位で逆転できる勝点差≒残り試合数」の説で言えばこのあたりまではPO圏滑り込みのチャンスは3位から13位までの11チームにあると言えます。
そんな混戦の渦中の4位FC大阪と北九州の6ポイントマッチが行われます。
北九州は夏場の13試合負け無しだった頃まではリーグトップを争う堅守を誇りましたが、それが途切れた福島戦の負けからの7試合は2勝5敗の成績。
しかもその5敗の内3試合が0-3、1試合が1-3と言うスコアでそれまでからは信じがたいほどの失点を重ね得失点差も辛うじてプラス、前節F大阪に勝点で並ばれ得失点差で順位も逆転しました。
ご存じの通りプレーオフになった場合ひとつでも上位の順位の方がホーム開催、ドローの場合上位チームが進出など圧倒的なアドバンテージがあります。
私も毎試合のように「負けられない、負けられない」とこれまで言ってきましたが、PO圏内さらに4位の座を奪い返して死守するためにはこの試合は負けられない中の負けられない試合となりました。
大阪の戦力は北九州と似ていて得点も失点もリーグの中では少なめ。
チーム内得点トップはFW34古川の5ゴール、最新の5ゴール目は前節アウェー生駒山ダービー奈良戦、自陣で地元近大出身MF19増田がボールを奪いドリブルで相手陣に入るカウンター、前に抜け出した古川にパスが通りシュートしたもの。
これが決勝点となり1-0でアウェーの大阪が勝利しました。
守備でも最近でも複数失点のゲームは少なく今現在では北九州よりも少ない失点数です。
守りの要はDF23秋山とDF47水口のセンターバック勢、秋山は攻撃面でもCBというポジション、シーズン途中ケガによる離脱もありながら、長身を活かしてセットプレーなどで今季4ゴールを挙げています。
北九州としては勝てば4位に浮上、負ければPO圏内からの脱落もある正念場、もう一度言いますが負けられない中の負けられない試合です。