https://youtu.be/XwCfwJK_QZU


バイオレントフュジティヴはカバーがAggression NE Pearlになった事が前作からの変更点です。

Fugitiveコアは組み合わせるカバーによって性格の変化が大きく、シリーズ内やラインナップ内での立ち位置が明確になりやすいと思います。

今回は強いパールとなりましたので比較対象としては同じくパールカバーの初代フュジティヴでしょうか。

初代、個人的にはあまり投げた事のない動きをするボールで結構お気に入りでした。
走るんだけどしっかり止まってしっかり向いて、でもバックエンドは持続的で扱いやすくて。

キレるんだけどー…丸い気もするしー…カバーは強い気もするしー…でもよく走るしー

って感じ。

特徴的な部分が多くて全体的な印象を聞かれてもコレって一言で説明しにくいというか。
まぁアグレッシブな系統ではありましたね。
そんな初代が気に入ってよく投げてました。

今回のバイオレントフュジティヴは強いカバーになった事で全体的な安定感が高まり、あらゆる性能が高水準でとても扱いやすい印象です。

強いカバーになった事で単純に多いオイルに対応しているというだけでなく、キレやブレーキ感といった『メリハリ感』に繋がる部分をスムーズにしてくれて非常に自然な動きになり、曲がりのイメージを予測しやすくなりました。

動画を観て頂ければわかりますが、スムーズな動きにはなりましたが、曲がり幅もちゃんと出るんですよね。
単純に動きが丸くなっただけではないという絶妙な塩梅です。

オイルへの強さはちょうど中間帯くらいですね。
なので多くのボウラーにとって遭遇率の高い20ml〜25mlくらいのミディアムコンディションに対して有効で、頼れるメインボールとなるのではないでしょうか。

僕は点数出したかったら必ずバッグに入れるボールですね。

バイオレントフュジティヴのお話、終わり!