入院棟で出会った忘れられない男の子
入院棟でかわいらしい男の子に会いました。
年齢は3歳。
私が男の子に初めて会った時、その子は泣いていました。
「まま~、ままがいないよ~」
その子のお母さんは看病中に風邪をこじらせ、面会に来れないそうです。
ベットの柵の間から、窓の方を見て、お母さんが来るのを待っていました。
お母さんがいないと言って泣き続ける男の子としだいに仲良くなりました。
息子が寝ている間にベットごしに遊んだりしてました。
息子が起きたので抱っこして男の子に見せに行きました。
そしたら!
私と私に抱っこされている息子を見て、がく~ん。
余計にお母さんが恋しくなってしまいました。
ごめんね~。
次の日、お母さんが元気になって面会に来てくれました。
いつも以上に我儘ぶりを発揮し、お母さんに甘えていました。
お母さんに抱っこされ、笑顔で私と息子に手を振ってくれました。
いやもうホントにかわいい男の子で、「ママがいない~」と泣き叫ぶのが聞いていて忍びなかったです。
息子が手術をする日、元気に退院していきました。
子供専門病院には病気と戦っている子どもたちがたくさんいて、びっくりしました。
息子のおかげで私の基本的な考え方も大きく変わりました。
↓皆様のおかげで15位です。信じられません!ありがとうございます、ありがとうございます。